フー・ファイターズ / ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ [限定]

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フー・ファイターズ / ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ [限定]
CD
ガイドコメント
97年リリースの2ndアルバムは、4人編成となっての事実上のデビュー作。このアルバムが、彼らのバンドとしての地位を確立した。
収録曲
01DOLL
古いラジオから流れてくるような懐かしい雰囲気のオープニング・ナンバー。1曲目にしては控えめだが、アルバムを通して聴くと、この後に始まるとびきり楽しい“フーファイ・ワールド”へ誘う重要な役目を果たしていることがわかる。
02MONKEY WRENCH
ポップかつハード、そして爽快という、フーファイの魅力が濃縮還元されたノリのいいアップ・テンポなナンバー。多くのロック・ファンの心をわしづかみにし、バンドの存在を一気にメイン・ストリームに押しあげた出世曲だ。
03HEY, JOHNNY PARK!
まっすぐで真剣な恋心をのせたエモーショナルな歌と扇情的な泣きのギターが哀愁を誘う、ブルージィなロック・ナンバー。男臭い雰囲気の中にも爽やかなコーラスを絡ませたアレンジは、彼らのセンスの高さを物語っている。
04MY POOR BRAIN
ささやくようなAメロから、いきなりダイナミックなサビへ雪崩れ込む展開に意表をつかれるナンバー。やけくそ気味の叫びや随所にちりばめられたノイズがもたらすアンバランスかつストレンジな感覚は、歌詞に描かれた壊れた心そのものだ。
05WIND UP
ラウドなシャウトと豪快なギター・リフ、ダイナミックなドラミングが一体となった、ハード・ロック調のワイルドなナンバー。絶望的な状況下にありながら、ここで終わりたくないという野心が炸裂している。
06UP IN ARMS
ぬくもりと安らぎを感じさせる優しいアコースティック・サウンドにうっとり。と思いきや、一瞬のブレイクの後、小気味よく疾走し始めるスリリングな展開がたまらない。高揚感たっぷりのギター・ソロも飛び出す豪快な1曲。
07MY HERO
ギター・リフのような役目を果たすユニークなドラミングがいかにもデイヴらしい、ミドル・テンポのトラック。ドライヴ感たっぷりのサウンドとエネルギッシュな歌声が、胸中に眠る熱い気持ちを覚醒させる。
08SEE YOU
オールディーズのようなノスタルジックな雰囲気を持つ、新趣向の楽曲。躍動するベース・ラインや軽快なクラップが生み出す跳ねるようなリズムがウキウキした楽しい気持ちにさせる。思わず踊りだしたくなる1曲だ。
09ENOUGH SPACE
ダークな曲調、風変わりなリフ、間奏部分でやたら激しく唸りまくるギター・ソロなど、やけくそ気味のちょっといかれたナンバー。まだフーファイ節が確立される以前の、ニルヴァーナ色の濃いグランジ・テイストが感じられる。
10FEBRARY STARS
アコースティック調のサウンドから一転、ダイナミックなバンド・サウンドへと変化する感動的な楽曲。情感たっぷりの歌を聴いていると、冬空の星たちを眺めながらくじけそうな心を奮い立たせている男の姿が目に浮かぶ。
11EVERLONG
ライヴの締めやアンコールの定番で、ファンの間でも愛されつづけている、タイトルどおりのエヴァーロングな名曲。特にサビの絶品のメロディと力強いヴォーカルは、何度聴いても目頭と胸の奥を刺激する。
12WALKING AFTER YOU
自分にとってかけがえのない女性への想いを吐露した切ないラブ・ソング。まるで夢の中にいるようなフワフワしたソフトなアコースティック・サウンドは、男性が恋人だけに見せる弱く繊細な表情と重なる。
13NEW WAY HOME
「怖くない」と自分に言い聞かせ、がむしゃらに前進するひたむきさがたまらない感動的なナンバー。途中で消え入るほど小さくなるサウンドは徐々に盛り上がり、最後には爆発。その展開はまさに、感情の揺れをリアルに伝えている。
14DEAR LOVER
人気ホラー・サスペンス映画『SCREAM 2』のサウンドトラックに提供された1曲。恋人へささやきかけているような甘いヴォーカルとゆったりとしたアコースティック・ギターの音に癒されれば、優しい気持ちになってくる。
(14)ボーナストラック
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • フー・ファイターズ
    米・ワシントン州シアトル出身のオルタナティヴロック・バンド。通称“FF”、日本では“フーファイ”の名で親しまれる。バンド名は第二次大戦中の未確認飛行物体を指すスラング“フー・ファイター”から。元ニルヴァーナのドラマー、デイヴ・グロール(vo……
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