ガイドコメント
中島美嘉、初のベスト・アルバム。新時代のカリスマへと進化した唯一無二の歌姫の軌跡を辿った究極の1枚だ。数々のヒット曲・名曲に加え、「AMAZING GRACE」を綾戸智絵のプロデュースで新録している。
収録曲
01AMAZING GRACE
ジャズ・シンガー、綾戸智絵に師事して巡りついた究極の”AMAZING GRACE”。中島のひと皮剥けた豊潤なヴォーカルと、それに相づちを打つ綾戸の円熟したピアノ伴奏に、名曲中の名曲がより一層の輝きを放つ。
02STARS (new vocal '05)
03CRESCENT MOON
中島美嘉自身のデビューと同シチュエーションのドラマ『傷だらけのラブソング』挿入歌。力強い歌声が映えるミディアム・チューンで、デビュー曲のヒットが単なる幸運ではないことを見事に証明した。
04WILL
1stアルバム『TRUE』に収録された、フジテレビ系ドラマ『天体観測』の主題歌。強い意志(WILL)が歌詞に込められた、切ないバラード。彼女の持つエキゾティックな魅力が存分に発揮されている。
05RESISTANCE
レゲエのような曲調が印象的な5枚目のシングル曲。生のホーン・セクションを用いたりと凝った作りのメロディだが、歌詞は純粋でシンプルそのもの。ありのままに生きようとする強い意志が感じられる。
06愛してる
2ndアルバム『TRUE』収録のシングル曲で、中島美嘉がシンガーとしての地位を確立した代表的バラード。高い歌唱力とキュートなルックスで“愛してる”を連呼する姿に、激しく萌える男性が続出した。
07Love Addict
それまでしっとりしたバラードの多かった中島美嘉のイメージを一変させるようなジャズ・ソング。少女的なイメージから大人の女性への脱皮を図った、という意味でも彼女のキャリアにおける最も重要な曲の一つ。
08FIND THE WAY
彼女の繊細な声が良く合うラヴ・バラード。TVアニメ『起動戦士ガンダムSEED』のエンディング・テーマに使用されたことでも話題に。柔らかいピアノやアコギの音色と彼女のヴォーカルとのバランスが良く、安定した印象を受ける。
09雪の華
2ndアルバム『LOVE』に収録された、彼女のキャリアにおける代表的バラード。アコースティックなサウンドと彼女の慈しむようなヴォーカルが融合し、儚くも美しい冬の情景を描き出している。
10SEVEN
2ndアルバム『LOVE』収録の、ジャズ/ソウルを基調としたアップ・テンポなダンス・ナンバー。純愛バラードのイメージが強い彼女だが、艶っぽさを増したヴォーカルからは小悪魔的な魅力が感じられる。
11朧月夜〜祈り
日本の唱歌をアレンジして中島美嘉が詞を付けた曲で、葉加瀬太郎とのコラボレーションが話題となった。和の心を感じさせる幻想的アレンジと落ち着いた彼女のヴォーカルが溶け合って、壮大な楽曲に仕上がっている。
12LEGEND
携帯の着うたのみで発表されたものの、ファンからの強い要望によりシングル化されたことでも話題となった。幻想的で浮遊感のあるメロディが、彼女の持つエキゾティックな魅力を強く照らし出している。
13桜色舞うころ
春の定番ソングになりそうな美しいバラード。我が国の春のシンボルである桜をテーマに、同じく春につきものの別れをしっとりと優しく歌い上げている。透明感のある中島美嘉のヴォーカルがとてもよく似合う。
14GLAMOROUS SKY
中島美嘉扮する主人公・大崎ナナが歌う、映画『NANA』の主題歌。疾走感あふれる8ビートの直球ロック・サウンドに、元恋人のレンを思い続けるナナの一途な想いが切なく滲む。作詞は原作の矢沢あいが手掛けた。