[Disc 1]〈ORIGINAL ALBUM,RELEASED JUNE,1975〉
01CAPTAIN FANTASTIC AND THE BROWN DIRT COWBOY
2人の出会いから成功までの道程を描いたコンセプト・アルバム、その主人公であるキャプテン・ファンタスティック=エルトン・ジョンとブラウン・ダート・カウボーイ=バーニー・トーピンを紹介するテーマ曲。アコースティックなサウンドが心地よいチャーミングなバラード。
02TOWER OF BABEL
若き日のエルトン&トーピンの苦闘の日々を想像させるメロウなバラード。「ソドムがゴモラと出会い、カインがアベルに出会う」という秀逸な一節を含む歌詞が素晴らしい。シンプルなバンド・サウンドとエルトンの歌声が徐々にその歌詞の世界を広げていく。
03BITTER FINGERS
ソングライターとしてのエルトン&トーピンの修行時代を描いた曲。さまざまな田舎町のクラブで労働者とその妻たちのために歌うエルトンと痛む指先で歌詞を書くトーピンの様子が歌われ、メロウなバラード・パートとパワフルなロック・パートが交互に繰り返される。
04TELL ME WHEN THE WHISTLE BLOWS
ホームシックのためにロンドンから故郷に帰ったバーニー・トーピンの気持ちを歌った曲。ジーン・ペイジ編曲のストリングスをフィーチャーしたR&B調のサウンドをバックに、エルトンがソウルフルなヴォーカルを披露する。デイヴィー・ジョンストンのリード・ギターも好演。
05SOMEONE SAVED MY LIFE TONIGHT
エルトン&トーピンが恩人ロング・ジョン・ボールドリー(曲中では“sugarbear”)と一緒に酒を呑んだ夜について歌った曲。音楽を辞める寸前だったエルトンを音楽の世界に引き止めた運命の夜を、ドラマティックに歌い上げたバラードの名曲。全米4位のヒットを記録。
06(GOTTA GET A) MEAL TICKET
貧困と闘っていた時代のエルトン&トーピンの生活を描いた曲。アップ・テンポのロック・ビートとファンキーなサウンドに乗って、どん底の暮らしとインチキな契約書の誘惑についてエルトンが熱っぽく歌っている。エルトン・バンドのパワフルな演奏もナイス。
07BETTER OFF DEAD
互いに影響を与え合う良きライバルだったクイーンを思わせるドラマティックなバラード。強烈なパーカッションとサイモン&ガーファンクル風のコーラスが印象的。当時のエルトン&トーピンは「何があっても死ぬよりはマシ」という状況の中で生きていた。
08WRITING
エルトン&トーピンが一緒に暮らしながら歌を書いていた時代の生活を描いた曲。ラテン調の軽快なサウンドに乗って、エルトンが軽やかなヴォーカルを披露する。デイヴィー・ジョンストンのリード・ギターとレイ・クーパーのパーカッションが好サポート。
09WE ALL FALL IN LOVE SOMETIMES
「ベールの中の遠い想い出」へつながるメドレーの1曲目。歌詞とメロディ、そしてエルトンのヴォーカルが素晴らしいドラマティックなバラード。エルトン&トーピンが2人の最初の傑作「スカイライン・ピジョン」を書いた記念すべき日の出来事が歌われている。
10CURTAINS
「幼き恋の日々」からつながるメドレーの2曲目。物語のエンディングを飾るドラマティックなサウンドをバックに、年老いた案山子、旅するタンポポ、幼い愛の言葉、そして誰もが持っているはずの昔話について、エルトンが鮮やかに歌い上げる感動的なバラード。
11LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS
ジョン・レノンがコーラスとギターで参加したビートルズの名曲のカヴァー。レゲエ・ビートの導入やオリエンタルなフレージングの採用など、エルトンとレノンが新たなアイディアを付け加えた秀逸なカヴァー・ヴァージョン。全米No.1ヒットを記録し、全英でも10位に。
12ONE DAY AT A TIME
13PHILADELPHIA FREEDOM
14HOUSE OF CARDS
[Disc 2]〈LIVE FROM “MIDSUMMER MUSIC” AT WEMBLEY STADIUM,LONDON,ENGLAND,JUNE 21,1975〉
01CAPTAIN FANTASTIC AND THE BROWN DIRT COWBOY
2人の出会いから成功までの道程を描いたコンセプト・アルバム、その主人公であるキャプテン・ファンタスティック=エルトン・ジョンとブラウン・ダート・カウボーイ=バーニー・トーピンを紹介するテーマ曲。アコースティックなサウンドが心地よいチャーミングなバラード。
02TOWER OF BABEL
若き日のエルトン&トーピンの苦闘の日々を想像させるメロウなバラード。「ソドムがゴモラと出会い、カインがアベルに出会う」という秀逸な一節を含む歌詞が素晴らしい。シンプルなバンド・サウンドとエルトンの歌声が徐々にその歌詞の世界を広げていく。
03BITTER FINGERS
ソングライターとしてのエルトン&トーピンの修行時代を描いた曲。さまざまな田舎町のクラブで労働者とその妻たちのために歌うエルトンと痛む指先で歌詞を書くトーピンの様子が歌われ、メロウなバラード・パートとパワフルなロック・パートが交互に繰り返される。
04TELL ME WHEN THE WHISTLE BLOWS
ホームシックのためにロンドンから故郷に帰ったバーニー・トーピンの気持ちを歌った曲。ジーン・ペイジ編曲のストリングスをフィーチャーしたR&B調のサウンドをバックに、エルトンがソウルフルなヴォーカルを披露する。デイヴィー・ジョンストンのリード・ギターも好演。
05SOMEONE SAVED MY LIFE TONIGHT
エルトン&トーピンが恩人ロング・ジョン・ボールドリー(曲中では“sugarbear”)と一緒に酒を呑んだ夜について歌った曲。音楽を辞める寸前だったエルトンを音楽の世界に引き止めた運命の夜を、ドラマティックに歌い上げたバラードの名曲。全米4位のヒットを記録。
06(GOTTA GET A) MEAL TICKET
貧困と闘っていた時代のエルトン&トーピンの生活を描いた曲。アップ・テンポのロック・ビートとファンキーなサウンドに乗って、どん底の暮らしとインチキな契約書の誘惑についてエルトンが熱っぽく歌っている。エルトン・バンドのパワフルな演奏もナイス。
07BETTER OFF DEAD
互いに影響を与え合う良きライバルだったクイーンを思わせるドラマティックなバラード。強烈なパーカッションとサイモン&ガーファンクル風のコーラスが印象的。当時のエルトン&トーピンは「何があっても死ぬよりはマシ」という状況の中で生きていた。
08WRITING
エルトン&トーピンが一緒に暮らしながら歌を書いていた時代の生活を描いた曲。ラテン調の軽快なサウンドに乗って、エルトンが軽やかなヴォーカルを披露する。デイヴィー・ジョンストンのリード・ギターとレイ・クーパーのパーカッションが好サポート。
09WE ALL FALL IN LOVE SOMETIMES
「ベールの中の遠い想い出」へつながるメドレーの1曲目。歌詞とメロディ、そしてエルトンのヴォーカルが素晴らしいドラマティックなバラード。エルトン&トーピンが2人の最初の傑作「スカイライン・ピジョン」を書いた記念すべき日の出来事が歌われている。
10CURTAINS
「幼き恋の日々」からつながるメドレーの2曲目。物語のエンディングを飾るドラマティックなサウンドをバックに、年老いた案山子、旅するタンポポ、幼い愛の言葉、そして誰もが持っているはずの昔話について、エルトンが鮮やかに歌い上げる感動的なバラード。
11PINBALL WIZARD
自らも出演したケン・ラッセル監督の映画『トミー』(1976年)のサントラのために録音したザ・フーの名曲のカヴァー。オリジナルに勝るとも劣らない絶頂期のエルトンならではのパワフルなヴァージョン。エルトン・バンドの演奏も秀逸。全英7位のヒットを記録。
12SATURDAY NIGHT'S ALRIGHT FOR FIGHTING
珍しい英国的なロックンロール・チューン。英国の田舎に住む労働者階級の若者たちが楽しみにしている土曜の夜を、エルトンは極めて英国的な表現で歌っている。極端に狂騒的な歌と演奏が楽しめる。英国的な歌のせいか、全英7位で全米12位という“英高米低”の結果に。