ミニ・レビュー
間違いなく彼らの代表曲となるであろう、キラー・チューンの誕生である。印象的なメロディと、キャッチーなギター・サウンド。わかりやすいだけのバンドではないが、こういう名刺代わりの楽曲はファンにも待たれていたことと思う。多彩な展開を見せる(2)にも注目。
ガイドコメント
メジャーでは通算5枚目となるシングル。激しいロック・サウンドと美しい旋律という彼らの持ち味を最大限生かしたナンバー。ピアノを大フィーチャーしたカップリング曲にも注目したい。
収録曲
01Melodic Storm
2006年一発目のシングルは、小気味よいピアノが入るポップネスがはじけた楽曲。リズム隊やギター・アレンジを極力タイトに絞り、耳に残りやすい素直なメロディの良さを際立たせている。こむずかしさを取り払った潔い一曲だ。
02Dive
変拍子を駆使し、最後まで息をつかせぬ展開をみせるミディアム・チューン。心の奥深くにある痛みや怒りを見つめるシリアスな詞など、音とともに耳を研ぎ澄ませて聴きたい。シングル『Melodic Storm』のカップリング曲。