ガイドコメント
カリブ海最南端にあるリゾート・アイランド、バルバドス出身の17歳のシンガー、リアーナのデビュー作。カリビアン・ミュージックとR&B、レゲエがミックスされた耳に残るサウンドと、高い歌唱力が楽しめる。
収録曲
[Disc 1]
01PON DE REPLAY
2005年最大級のヒットを記録し、リアーナの名を全世界に轟かせた衝撃のデビュー曲。レゲエのリズムに乗せた妖艶かつ力強いヴォーカルと聴いているだけで思わず腰も動くようなノリノリのメロディに、一発でノックアウトされる。
02HERE I GO AGAIN
弱冠17歳とは思えないほどの伸びやかで表現力豊かなヴォーカルを聴かせる、ゆったりとしたリズムのレゲエ・チューン。すっかりリラックスした雰囲気の歌声が、聴き手の心もほぐしてくれる。
03IF IT'S LOVIN' THAT YOU WANT
デビュー・アルバム『ミュージック・オブ・ザ・サン』の中でも特にファンの間で高い人気を誇る、甘い雰囲気の漂うラヴァーズ・レゲエ。抑えめのヴォーカルが、恋愛真っ最中にある二人のテンションを上げること間違いなし。
04YOU DON'T LOVE ME (NO, NO, NO)
これまでも数多くのアーティストたちがカヴァーしてきた、レゲエ界の重鎮ドーン・ペンの名曲をカヴァー。原曲の雰囲気をそのまま引き継いだゆったり流れるメロディとリアーナの気だるそうなヴォーカルが、抜群の相性を誇る名カヴァー。
05THAT LA, LA, LA
リアーナの出身地であるカリブの青い海を思わせるような、力強いダンスホール・レゲエ。健康的な魅力と妖しい色気が同居した、独特のヴォーカルに聴き惚れる。晴れわたった真夏のビーチにピッタリの一曲。
06THE LAST TIME
恋人との辛い別れを綴った切ない歌詞が印象的なバラード・ナンバー。アコースティック・ギターに乗せた、17歳とは思えないほどに表現力の豊かなヴォーカルが、かつて負った心の傷をリアルに思い出させる。
07WILLING TO WAIT
レゲエの要素を採り入れつつ、伸びやかでしっとりしたヴォーカルを聴かせてくれるバラード。爽やかでゆったりとしたメロディ・ラインと堂に入った歌声には、まだデビューから間もないとは思えない風格が漂っている。
08MUSIC OF THE SUN
メキシカン・ミュージックを思わせるアコースティック・ギターの旋律が印象的な、一風変わったR&Bナンバー。リアーナ自身のルーツや人種問題にも触れつつ、音楽への深い愛情を歌いあげた詞が心に残る。
09LET ME
ジャネット・ジャクソンやデスティニーズ・チャイルドにも通じる、ノリノリの王道ダンス・チューン。幼さをほのかに残しつつも、大人っぽい妖艶な魅力を感じさせるリアーナ独特のヴォーカルに、思わず身ぶるいさせられる。
10RUSH
カーディナル・オフィシャルの強烈なラップと鋭い電子音が耳を突く、ノリノリのヒップホップ・チューン。麻薬のような恋愛に溺れる苦しみを表現した歌詞と激しいリズムが混ざり合って、思わず身体が動く。
11THERE'S A THUG IN MY LIFE
幼さと成熟さが同居したかのような、リアーナ独特の魅力にあふれた、しっとりとしたバラード・ナンバー。恋に落ちる瞬間の気持ちをストレートに表現した歌詞に、同世代の女の子たちから深く共感を呼びそう。
12NOW I KNOW
伸びやかな落ち着いたヴォーカルで聴き手の心を癒す、スケールの大きなバラード・ナンバー。大人への途上にあるがゆえの苦悩を歌った詞とは裏腹に、17歳とは思えないほどの大人っぽい歌声を披露している。
13PON DE REPLAY
発表と同時に全世界を席巻し新たなスター誕生を予感させた、衝撃的なデビュー曲のリミックス。強めの打ち込みと迫力あるバック・ヴォーカルが加わり、通常ヴァージョンよりもハードな印象の楽曲に仕上がっている。
14SHOULD I
耳を突く打ち込みと電子音がリスナーの気分をアゲアゲにする痛快なヒップホップ・チューン。小気味よく繰り出されるライムには圧巻の一言。曲によって多彩な表情を使い分ける、彼女の高い実力に裏打ちされた巧妙さが感じられる。
15HYPNOTIZED
アルバム『ミュージック・オブ・ザ・サン』の日本盤ボーナス・トラックに収録された、危険な香りが漂うヒップホップ・チューン。小気味よいリズムと伸びやかなヴォーカルからは、デビュー作らしからぬ風格がを感じられる。
[Disc 2]〈DVD〉
01ポン・デ・リプレイ-ビデオ
02イフ・イッツ・ラヴィン・ザット・ユー・ウォント-ビデオ
03ジェイ・Zによる紹介、リアーナのインタビュー、撮影舞台裏映像など (日本語字幕付き)
04秘蔵ショーケース映像&メッセージ