ミニ・レビュー
いまだ刺激を失わないグールドのデビュー盤の50周年記念リイシュー。度々姿を変えて登場するのは名盤の証明である(が、コレクター以外には正直やや煩雑でもある)。豪華なブックレットに加え、5つの変奏のアウト・テイクと「シンフォニア」が初出なのは貴重。★
ガイドコメント
「ゴールドベルク変奏曲」発売50周年を記念したアルバム。オリジナルの録音に加え、未発表テイクと64年の『インヴェンション』とは別の未編集テイク、豪華なブックレットなどファン垂涎のディスク。
収録曲
J.S.バッハ:
01ゴールドベルク変奏曲BWV988 (1955年録音セッション)
02ゴールドベルク変奏曲-1955年の録音セッション (アリア、第1変奏、第2変奏、第3変奏、第4変奏、第30変奏、「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」+「星条旗」)
03ゴールドベルク変奏曲-1955年の録音セッション (第5変奏、第6変奏、第9変奏、第11変奏、第23変奏/未発表トラック)
04シンフォニア第9番ヘ短調BWV795 (1955年6月6日と9日の未編集スタジオセッションより「インヴェンションとシンフォニア」抜粋)
05シンフォニア第8番ヘ長調BWV794 (1955年6月6日と9日の未編集スタジオセッションより「インヴェンションとシンフォニア」抜粋)
06シンフォニア第15番ロ短調BWV801 (1955年6月6日と9日の未編集スタジオセッションより「インヴェンションとシンフォニア」抜粋)