クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー / クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー [2CD] [限定]

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クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー / クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー [2CD] [限定]
CD
ミニ・レビュー
ブルックリン出身の5人組。レーベル無所属時代からネット配信、ライヴ活動を通して話題となり、インディ・チャートにランク・インするという快挙まで成し遂げた。ヴェルヴェッツやペイヴメントを思わせるような、“醒めたサウンド”が印象的。
ガイドコメント
NYブルックリンから出現した5人組ロック・バンドのデビュー・アルバム。完全自主制作の本盤には、トーキング・ヘッズやペイヴメントを思わせる個性的なローファイ・サウンドが満載だ。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    5位 (2006/1/16)  ⇒  14位 (1/23)  ⇒  16位 (1/30)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    4位 (2006/1/16)  ⇒  10位 (1/23)  ⇒  12位 (1/30)
  • TOWER RECORDS 名古屋 アルバム総合
    6位 (2006/1/16)  ⇒  7位 (1/23)  ⇒  9位 (1/30)
  • TOWER RECORDS 大阪 アルバム総合
    10位 (2006/1/16)
  • TOWER RECORDS ロック&ポップス アルバム
    3位 (2006/1/16)  ⇒  5位 (1/23)  ⇒  8位 (1/30)  ⇒  13位 (2/13)  ⇒  13位 (3/27)
収録曲
[Disc 1]
01CLAP YOUR HANDS!
滑稽にさえ聴こえるキーボードと鍵盤ハーモニカ。メイン、コーラスともにヘロヘロのヴォーカル。この終始一貫したゆるく気だるい空気は、人懐こく頭に付きまとう。気付いた時には、タイトルそのままに手拍子させられてしまうはず。
02LET THE COOL GODDESS RUST AWAY
N.Y.出身5人組ロック・バンドのデビュー・アルバム収録曲。ガレージ系でありながら、その枠には収まりきらない。基本に忠実なリズム隊と型破りなヴォーカルの対比が面白く、鈴の音を効果的に使うなどの緻密な構成力もうかがえる。
03OVER AND OVER AGAIN (LOST AND FOUND)
軽快なドラミングと単調ながら妙に耳に残るキーボードの絶妙なマッチングが心地良い。特徴的なゆるいヴォーカルで歌われる意味をなさない歌詞は、一言一言が想像力を掻き立て、何度聴いても新鮮さを失わない。
04SUNSHINE AND CLOUDS (AND EVERYTHING PROUD)
まるでおもちゃの楽器を使っているかのようなアナログ・サウンドな楽曲。懐かしさと温かさいっぱいの音に心が和む。N.Y.出身5人組ロック・バンド、鮮烈なデビュー・アルバム収録のインストゥルメンタル曲。
05DETAILS OF THE WAR
絶対にハリウッド製ではない暗い青春映画のような歌詞を、これまた頼りなさ気なヴォーカルが負け惜しみのごとく歌う。徐々に力のこもっていくドラムと切れ味を増すギターが助長する彼らの切実さに、耳を傾けずにはいられない。
06THE SKIN OF MY YELLOW COUNTRY TEETH
安定したドラムと小気味よいギターを土台とした、単調な流れながらも、サビになると瞬時に気持ちを高揚させてくる曲。この魔法のようなメリハリの妙に、彼らの類稀なる実力とセンスがうかがえる。シンプルなのにまるで飽きることがない。
07IS THIS LOVE?
世界中で大注目を浴びる5人組ロック・バンドのデビュー・シングル。過不足ないリズム隊にキラキラしたシンセサイザーが絡み、一癖も二癖もあるヴォーカルのスタイルは負け犬の遠吠えのよう。このゆるさは病みつきになるはず。
08HEAVY METAL
馴染みやすいギター・リフとハーモニカをぶ厚いドラムがどっしりと支える。楽器隊をグイグイ引っ張っるヴォーカルは、かなりヨロヨロでありながらも疾走感を増していき、その勢いの前にただただ茫然とさせられる。
09BLUE TURNING GRAY
大ヒットしたデビュー・アルバム収録のインストゥルメンタル曲。温かなアコースティック・ギターを主体とした手作り感あふれる構成に、彼らの別サイドが垣間見られる。N.Y.出身の彼らだが、南部的な温もりが感じられる。
10IN THIS HOME ON ICE
世界中のラジオ局にヘヴィ・ローテーションで掛けられた代表曲。サイケデリックなギターを奏でながらも、そちらの世界に偏ることなく、ポップに仕上がっている。それでいてアメリカン・インディらしい文学的な詞作も秀でている。
11GIMMIE SOME SALT
単調なドラムとベースを軸にした至ってシンプルなこの曲で際立つのは、一度聴いたら忘れようにも忘れられない唯一無二のヴォーカル。「塩をくれ」と呟き続けたりと意味不明な歌でありながらも、心地良く頭に響いてくるのが不思議だ。
12UPON THIS TIDAL WAVE OF YOUNG BLOOD
和やかなギターと不思議に浮遊感のあるシンセサイザーが、幻想的なムードを醸し出す。そのなかでユラユラふらつく落ち着きのないヴォーカルとその歌詞は、時代に対する問題提起のようでもある。デビュー・アルバムのラスト・ナンバー。
[Disc 2]
01IS THIS LOVE?
熱い注目を浴びる5人組ロック・バンドのデビュー・アルバム収録曲のライヴ・ヴァージョン。オリジナルに比べずっとスピード感が増し、緊張感がヒリヒリと伝わる。ライヴ・バンドとしての実力を遺憾なく発揮したナンバー。
02DETAILS OF THE WAR
デビュー・アルバム収録曲のライヴ・ヴァージョン。原曲に比べギターのアルペジオが透明感を増し綺麗に浮かび上がる。ヴォーカルは、よりヘロヘロ感を増し、彼らのリアリティとオリジナリティが再確認できる。
03GIMMIE SOME SALT
日本初回盤ボーナス・ディスクに収録のライヴ・テイク曲。オリジナルよりも切れ味の増したギターのカッティングがかっこいい。基本的にシンプルで地味目の楽曲であるにも関わらず、独特なヴォーカルが中毒性を作り出す。
04IN THIS HOME ON ICE
2ndシングル曲のライヴ・テイク。各所で聴こえるギター・ソロのアドリブが、原曲にはなかった魅力を見せている。バック・コーラスとの掛け合いも息がピッタリで、ライヴ活動を通じて人気を得てきた実力に嘘がない事が確認できる。
[2](1)(2)(3)(4)ボーナストラック
録音
[2] 2005.10
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー
    米・ニューヨーク・ブルックリン出身のロック・バンド。略称は“CYHSY”。バンド名は街頭の壁の落書きに由来。2004年に結成。翌年の完全自主制作となったセルフ・タイトル・アルバムが口コミやネットで話題となった後、世界的な評価を獲得。続く20……
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