ミニ・レビュー
2003年メジャー・デビュー、数々のスマッシュ・ヒットを飛ばし紅白出場も果たしたポップス・ユニット。(1)は新生『ドラえもん』の劇場映画主題歌、ナイーブな少年期の戸惑いや苦味を唄い上げる。一言で言えば、へたれ爽やか男子ソング? でも、ズシリと心動かされます。
ガイドコメント
2005年には『紅白歌合戦』出場も果たしたスキマスイッチの2006年第1弾シングル。タイトル曲は映画『ドラえもんのび太の恐竜2006』の主題歌で、彼ららしさ満点の耳に残る心地良いメロディが楽しめる。
収録曲
01ボクノート
映画『ドラえもん-のび太の恐竜2006』の主題歌としてファン層を広げた、エポック・メイキング的作品。少年期のナイーヴさと定まらないアイデンティティに翻弄される姿を唄った本作は、まさにのび太そのもの。
02猫になれ
ケンカした彼女が猫になって戻ってきた……というキテレツなシチュエーションをピアノ一本で切々と歌うなんて、このユニットならでは。朴訥とした大橋の語り口と瑞々しい常田の演奏が、愛らしい楽曲の世界を紡ぎあげる。
03若葉 (instrumental)
ピアノ連弾とハミングのみという楽曲構成。シンプルだからこそ、颯爽とした風の匂いや芽吹きの初々しさ、新緑に映る陽射しやはつらつとした笑顔などたくさんのイメージが浮かんでくる、春のスタンダード・ナンバー。
04ボクノート (backing track)