ガイドコメント
AAA(トリプル・エー)のリミックス・アルバム。デビュー直後のシングル曲やアルバム収録曲、音楽配信されたナンバーを人気アーティストがリミックス。アッパーからメロウまで、多彩なトラックが満載。
収録曲
01BLOOD on FIRE (SHAM-POO vs HEAVENS WiRE RMX)
感情をガンガンに高揚させていくハイパーなダンス・ビートが炸裂。元々躍動性を持った楽曲だったが、トランス的な要素を強調し、ロックなビートをデジタリックかつダンサブルな表情へと昇華。気持ちの高ぶりを抑えられない。
02DRAGON FIRE (Wall 5 Remix)
ヴォコーダーを通したタイトル・コールのイントロと、かなりロウワーなビートを絡ませた演奏でスタート。途中で躍動的な表情へも進化していくが、あくまでもハイ・テンションで、恍惚を味わう時に相応しい表情をみせる楽曲構築がなされている。
03Welcome to This World (83key Jump over mix)
冒頭から、アゲアゲな気分にさせていく。とはいえ、弾け飛ぶというよりはメロディックなフレーズを用いて、浮き立つ感情へ心地良い刺激を与えるスタイルとして昇華している点が特徴的。感情的な歌メロも、いいスパイスだ。
04太陽 (Dub's Opposite Showcase Remix)
ダブなスタイルで楽曲をリミックス。ゆっくりとアゲアゲに響いていく低音を活かしたアレンジが、とても心地良い。かなりトリッキーな世界観を描きあげているだけに、精神的にもトリップしたような気分へ陥っていく。
05きれいな空 (TP3 Remix)
スペイシーでアンビエント風なテクノ・サウンドが飛び交っていく。メンバーの歌声自体を、楽曲を彩るスパイス的な要素として昇華。あくまでも幻惑的な音の中でトリップしていく品として仕上げている点が特徴的。
06最強Babe (SPIN JUNGLE MIX)
ジャングルビートが身体をクールに刺激していく。鋭角的なリズムや旋律が身体を直撃。ラップ調の歌声を随所へ配色することによって、かなり過激に攻めるハード・ハウスなスタイルとして昇華。激ヤバ興奮剤的な楽曲だ。
07Get or Lose (4SKIPS vs.B.R.G Remix)
冒頭から派手やかな歌声が、ガツ〜ンと身体を直撃。あくまでも、オリジナル・スタイルへ忠実に再現……といっても、歌メロの良さを活かしつつ、演奏面ではスペイシーでトランスティックな音要素が次々飛び交っていく。
08出逢いのチカラ (re:fragment mix)
つい気持ちが浮足だってくる、とてもコケティッシュな旋律が次々とビートの上を飛び交うナンバー。歌メロを主軸に据えているとはいえ、主旋律をなす歌へ絡み合うフレーズやビートの数々が、オモチャ箱的な感覚で迫ってくる。
09Friday Party (Funky Groovy Remix)
オリジナルはとてもファンキーでソウルフルなダンス・チューン。その味を最大限に活かしつつも、デジタル寄りなフレイバーを随所にまぶすことによって、不思議なトリップ性を抱かせるファンキー・テクノ・チューンとして進化。
10VIRGIN F (teranoid mix)
思いきりテクノ・スタイルを押し出したリミックス作だ。かなり性急なビートを絡めながら、ダンス・フロアで高揚した人たちの感情がさらにヒート・アップするようなスパイスを振りかける、ハイパーなアッパー・チューン。
11地球に抱かれて (Wall 5 Remix)
徐々にスケール感を増していくアレンジ。次第にきらびやかさを増していく手法は、ひとしきり騒いだあとに、再び心地良く気分をネクスト・レヴェルへ導いていくに相応しいスタイル。肩肘張らずに気分が上昇するナンバー。
12ボクラノテ (Dub's Youth is recalled Remix)
性急かつ躍動的なビートから幕を開け、次第にスペイシーでマジカルなポップ・ワールドへと広がっていく。歌ものを主軸に据えていそうで、その実、スペース・ワールド的な壮大な表情をみせながら全体を包み込んでいくトライバル・チューン。
13ハレルヤ (Hype Remix)
いきなりダブ的な幕開け。そこから一転、激しいギター・サウンドを前面へ押し出したデジロック/テクノビートな融合を魅せていく。かなりクールで激動な表情を描きあげていくサウンドに、思いきり身体が刺激されていく。