ミニ・レビュー
マッドネスやスミスのプロデューサーとしても有名なクライヴ・ランガーが在籍したリヴァプールの隠れ名バンドが、76〜78年に発表した3枚のアルバムの紙ジャケCD化。ロキシー・ミュージックにも通じるキャバレー・ポップ感覚やモダンなポップ・センスは、深く濃い英国テイスト全開で、ホーンや女性コーラスも交えた華やかなサウンドの中にメランコリックな情緒漂う音世界は、今こそ再評価されるべきものだ。お薦めはサード作だが全作共に佳作で、すべてにボーナス収録のBBCセッション・テイクも聴きもの。
収録曲
01WHAT A WAY TO END IT ALL
02WHERE'S THE WEEKEND?
03COCKTAILS AT 8
04BIGGER SPLASH
05KNOCK KNOCK KNOCKING
062ND HONEYMOON
07GET SET READY GO
08NEARLY MOONLIT NIGHT MOTEL
09ROOM SERVICE
10HI JO HI
11SNAPSHOTS
12FINAL ACT
13WHAT A WAY TO END IT ALL
14WHERE'S THE WEEKEND?
15KNOCK KNOCK KNOCKING
16FINAL ACT