ミニ・レビュー
『オリコン』との連動によるデータ集計をもとに編集されたリクエスト・ベスト。(1)(2)(3)(6)などのヒット曲はもちろん、美しい声、美しいメロディ、美しいハーモニー、心に響く詞世界を伴い、今なお色褪せない感動を呼び覚ます名曲がぎっしり詰め込まれている。
ガイドコメント
「長い間」「未来へ」などのヒット曲を収めた、Kiroroの究極のベスト・アルバム。ふたりの生み出す温かなメロディと歌でハッピーな気持ちになれる1枚。幅広い世代に愛聴される、“一家に一枚”の作品だ。
収録曲
01Best Friend
いつも大切な人への想いを楽曲にするKiroro。今回は、急ぎすぎて何かを見失いがちな毎日の中で、いつも笑顔で見守る友人への感謝を描いた手紙のような一曲。NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』主題歌。
02未来へ
母親の優しさ、育ててもらったことに感謝し、足下には歩む道、前には未来が見えるという歌詞は、卒業式で歌われることが多いというのも納得。永遠に歌い継がれるであろうエヴァーグリーンな作品。
03長い間
ピュアな音色のピアノと大自然を思わせる清廉で優しい歌声が魅力の、沖縄出身の女性デュオ、Kiroroの大ヒット曲。胸の中の愛する存在に気づきながらも、打ち明けることのできない思いを描いた詞が共感を呼ぶ。
04冬のうた
05好きな人
06生きてこそ
07もう少し
恋人と過ごす長い時間の中で、ふと感じる別れの予感を歌った切なさがあふれる。もう少しだけ側にいたい、キスをしたい、このまま夢を見させてという悲痛なメッセージが心に深く突き刺さる。
08青のじゅもん
09ひまわり
10最後のKiss
113人の写真
12逢いたい
13ひとつぶの涙
好きな人との別れは誰もが経験するもの。自分の中にはまだ気持ちが残っていて、楽しかった記憶が甦り、あの頃に戻れないかと強く願う。悲しみに浸りきり、そのあとですべてを受け入れ強くなっていけそうな一曲。
14愛さない
ピアノ以外にベースやドラムスも取り入れ、ポップに仕上げた楽曲。“愛さない 愛せない”と強く歌う冒頭から、“もっともっとあなたに触れていたかった”と歌うサビまでの流れが、春の風のように切なく優しい。
15帰る場所
16僕らのメッセージ
ミステリアスなイントロから、解放感あふれるメロディに突き進んでいく前向きなメッセージ・ソング。悩んでいる暇などないという強い思いを、自然を通した目線で語る壮大なポジティヴ・チューン。
17Best Friend (UKULEMIX)