ミニ・レビュー
2005年にシーモネーターから改称。数々の名曲リミックスで注目を集め、地元名古屋で絶大なリスペクトを受けているフロントマンの4枚目のシングル。濃く熱い血潮の流れるメッセージ性の強い楽曲を、イヤミのない洗練された純系ヒップホップにしてしまう巧みの技が光る3曲入り。
ガイドコメント
さだまさしの「関白宣言」のリメイク「関白」が話題となり、BENNIE Kとのコラボレーションなどで高い注目を集めるSEAMOのニュー・シングル。タイトル曲は甘く切ないラヴ・ソングで、美しいストリングスが楽しめる。
収録曲
01マタアイマショウ
ヒップホップと呼ぶにはあまりにもエモーショナル&メロディアスな別れの歌。苦しいほどに美しい主旋律とがっちり実のあるフレーズが甘酸っぱい季節の葛藤を描き、ヤング・ジェネレーションの新たな軌跡となる一曲。
02We Fight!
J-ヒップホップの最先端ムーヴメントを常に率いてきた、自身の心意気を唱えた実験的ソング。日本人ラッパーもここまで衒いなく自己主張できるようになったとは、非常に心強い。フロントマンとしての成熟を感じさせる。
03Brotherhood
若きヒップホップ・アーティストの筆頭として活躍するフロントマンが歌い上げる、友情の唄。軽妙に刻むリズムとドラマティックな歌詞展開がエネルギッシュ。熱きスピリットと独特のバディ感を見事にラップで表現している。
04マタアイマショウ (Instrumental)
05We Fight! (Instrumental)
06Brotherhood (Instrumental)