ミニ・レビュー
名盤として広く知られる本タイトルは、収録時の3チャンネルがそのまま活かされた特徴あるタイトルのひとつ。SA-CDという器が選ばれたのは、これを実現するためだという。音源もオリジナルのマスターに遡る念の入れよう。制作者の熱気が伝わってくるようだ。
ガイドコメント
フィードラー、ボストン・ポップスの最盛期の頃の録音。フィードラー時代のボストン・ポップスは、派手なだけではなく、品の良いユーモアと小粋なアレンジがあった。そんな彼らの魅力が伝わるアルバム。
収録曲
01交響詩「中央アジアの草原にて」 (ボロディン)
02「ロシアの復活祭」序曲 (リムスキー=コルサコフ)
03歌劇「イーゴリ公」〜序曲/ダッタン人の踊り (リムスキー=コルサコフ)
04バレエ「ガイーヌ」〜子守唄/レズギンカ/バラの娘たちの踊り/クルド人たちの踊り/剣の舞 (ハチャトゥリアン)
05歌劇「皇帝サルタンの物語」〜くまんばちは飛ぶ (リムスキー=コルサコフ)
06歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ (チャイコフスキー)
07バレエ「眠れる森の美女」〜ワルツ (チャイコフスキー)
08組曲「仮面舞踏会」〜ギャロップ (ハチャトゥリアン)
演奏
アーサー・フィードラー指揮 ボストン・ポップス・オーケストラ
録音
(1)(2)(3)57.6 (4)(5)58.5 (6)58.6 (7)(8)59.6