ミニ・レビュー
wyolicaのヴォーカルである女性のソロ第3弾シングル。(1)(2)は、Dragon Ashの降谷建志が作詞・作曲・演奏を手がけ、楽曲の浮遊感により彼女の声の優しさが一層引き出されている。ボーナス・トラック(3)はwyolicaの相方による作曲で、さすがにまったり落ち着ける。
ガイドコメント
wyolicaのヴォーカリスト、azumiのソロ第3弾シングル。プロデューサーに降谷建志を迎えた、メロウで心に響くミディアム・ナンバーで、azumiの艶やかに透き通る歌声を最大限に活かした会心の仕上がり。
収録曲
01FLY
wyolicaのヴォーカリスト、azumiのソロ第3弾。降谷建志が作詞・作曲・演奏の大半を手がける。アンビエントなサウンドに彼女のリラックスしたヴォーカルが乗ることで、日常のささやかな幸せを感じさせる。
02さよならの向こう
ループする打ちこみをバックに、azumiが淡々と愛の終わりを語るように歌い始め、最後に「ありがとう」と軽やかに歌い終わる楽曲。無機質なサウンドから悲しい現実が、温かな肉声から未来への希望が想起される。
03この街で
大切な人が去った街で一人歌い続けるという内容を綴った、ピアノ弾き語りのバラード。wyolicaのもう一人のメンバーであるso-toの作曲であるだけに、ヴォーカルとメロディとの間に信頼関係が垣間見える。