ジュエル / グッバイ・アリス・イン・ワンダーランド

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ジュエル / グッバイ・アリス・イン・ワンダーランド
CD
  • アーティスト:
  • 原題:
    GOODBYE ALICE IN WONDERLAND
  • ジャンル:
    海外ロック&ポップス
  • レーベル:
    アトランティック
  • 規格品番:
    WPCR-12305
  • 価格:
    2,702 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ミニ・レビュー
トランス・ミュージックへの接近が「ご乱心?」とも思わせた前作を経て、デビュー当時のアコースティック路線へと回帰。表題曲が象徴するように、人生いろいろあったということだろう。ディランやジョニら先達へのトリビュートとおぼしき作品に佳曲が。
ガイドコメント
実力派女性シンガー・ソングライターの最高峰、ジュエルの3年ぶり通算5作目のオリジナル・アルバム。アコースティックを基調とした、誰もが愛するジュエル・スタイルが堪能できる会心の仕上がり。
収録曲
01AGAIN AND AGAIN
愛が消えかかっている時の女性の心情を歌った、切ないラブ・ソング。ジュエルらしいメロディを持った曲だが、サウンドやヴォーカルに見られる芯の強さが、アーティストとしてのジュエルの成長を実感させてくれる。
02LONG SLOW SLIDE
サーカスや遊園地に集う人々を題材にした、まるで古いアメリカ映画の一場面を見ているような、きわめて詩的で美しい物語を描いたナンバー。ジュエルというアーティストが、いかに優れたソングライターであるかを証明した1曲と言っていいだろう。
03GOODBYE ALICE IN WONDERLAND
ジュエルの名を知らしめたデビュー作『心のかけら』の頃を思わせる、アコースティック・ギターを基調としたサウンドが印象的なナンバー。歌詞の内容は、まさに彼女自身のことを綴った自伝的なもので、こうした飾らない語り口がジュエル最大の魅力といえるだろう。
04GOOD DAY
ジュエルならではの語り口で“弱い自分自身”をさらけ出した内容のナンバー。こうした曲を自然に歌えるからこそ、彼女には同性のファンが多いのだろう。リスナーが自らの心情と重ね合わせるように聴き込むことができるタイプの曲。
05SATELLITE
軽快なロック・ビートに乗り、都会に暮らす人々や現代社会を少し醒めた視点で描いているこの曲は、ジュエルがまだ17〜18歳のときに書かれたというから驚いてしまう。その巧みな情景描写や示唆に富んだ表現力の豊かさは、熟練したソングライターそのものだ。
06ONLY ONE TOO
アルバム『グッバイ・アリス・イン・ワンダーランド』の中でも、かなりロック色の強いナンバー。ライヴにおけるダイナミズムをスタジオに持ち込んだようなパワフルなサウンドに乗り、ジュエルのヴォーカルもいつも以上にエモーショナル。
07WORDS GET IN THE WAY
かなり積極的な女性から男性へ向けた求愛の歌。ジュエルの書く曲には、パートナーとの冷えきった関係を何とかして修復しようとする内容のものが多く、これはそのなかでも特に情熱的。そんな心情を表わすかのようなサウンドは、ストレートなロック調の仕上がり。
08DRIVE TO YOU
タイトル通り、愛する人のもとへと車を走らせている時の心情を歌ったナンバー。当然のことながら、サウンドも車の疾走感を体現するようなスピード感ある仕上がり。これは、主人公のはやる気持ちの表われでもあるともいえるだろう。
09LAST DANCE RODEO
アルバム『グッバイ・アリス・イン・ワンダーランド』を代表する1曲であり、ジュエル自身も今まで書いてきた中でフェイヴァリットなナンバーと胸を張る傑作。全編を通じて比喩的な表現が多く、一度聴いただけでは難解だが、そこにはジュエルならではの鋭いメッセージが潜んでいる。
10FRAGILE HEART
「わたしのハートはかよわいから気をつけて」と歌われるナンバー。ジュエルの作品には、女性から男性に対する願望をストレートに表現したものが多いなかで、特に疾走感あるサウンドと開放感あるサビのメロディが印象的な1曲だ。
11STEPHENVILLE, TX
31歳のジュエルが自らの歩みを振り返った、自伝的なナンバー。まるでボブ・ディランのような語り口によるストーリーテリングが印象的だ。ちなみに、歌詞にある“テキサス州スティーヴンヴィル”とは、彼女の自宅がある場所。
12WHERE YOU ARE
パーカッションとアコースティック・ギターによるシンプルな演奏をバックに、ジュエルのハイトーン・ヴォーカルが一段と映えるナンバー。ジュエルの原点といっていい、アコースティック・ギター主体のサウンドが展開する魅力ある1曲。
131000 MILES AWAY
アコースティック・ギターの弾き語りで歌われるこの曲は、ジュエルがまだ17〜18歳のときに書かれたもの。表現力に富んだギターとヴォーカルのコンビネーションは、メランコリックで、どこかリッキー・リー・ジョーンズを思わせるよう。
14FOOLISH GAMES
デビュー・アルバム『心のかけら』に収録されていた初期の代表曲を、ライヴ・ヴァージョンで収録。油断すると「フーリッシュ・ゲームズ」と気がつかないくらい、オリジナルとは雰囲気がガラリと変わった、アコースティック・ギターの弾き語りに注目。
(14)ボーナストラック
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • ジュエル(US / SSW)
    1974年、ユタ州ペイソン生まれ。アラスカ州ホーマーとアンカレッジで育つ。両親が離婚した後、8歳から父とのデュオで各地を歌ってまわる。詩を書き、曲を作る日々を送り、アトランティック・レコードと契約。95年にデビュー・アルバム『心のかけら』を……
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