ミニ・レビュー
一部で熱狂的な盛り上がりを見せている新井満氏の「千の風になって」。本作は、テノール歌手の秋川雅史が自らアレンジし、威風堂々とした歌唱を聴かせている。ちなみに、(2)は伴奏のみのヴァージョン、(3)はコンサートで本人がつねに歌っているナンバーだそう。
ガイドコメント
クロスオーヴァー・アーティストとして幅広い活躍を続けてきた秋川雅史が、はじめて日本の名曲をうたったアルバム『威風堂々』。そこから評判が高かった、新川満の「千の風になって」をシングル・カット。
収録曲
01千の風になって
世界中で詠み継がれてきた追悼詩に基づく新井満作曲のバラードが、伸びやかなテノールによりスケールの大きな楽曲へと変化。自身初となるシングルで、2006年末のNHK『紅白歌合戦』の出演を機に、爆発的に広まったナンバーだ。
02千の風になって (カラオケ)
03リンゴ追分 (おいわけ)
本人がコンサートで好んで歌っている、美空ひばりの大ヒット“追分節”のリアレンジ。ヴァイオリンのイントロからほぼアカペラ状態の1番を経て、いくつもの楽器が重なり合う2番へ、切ない別れが歌い上げられていく。