ミニ・レビュー
2005年末、インディーズで国内ロック・フェスティバルに抜擢された話題のバンドのメジャー第1作。ジャケット写真のイメージとは異なる柔らかさ、開放感、ポップ感をたたえたサウンドはスタイリッシュで、力みのないヴォーカルと心地よく絡み合う。★
ガイドコメント
踊って泣ける、名古屋の注目ロック・バンド、the ARROWSが、名曲「ナイトコール」で遂にメジャー・デビュー。彼らのダンス・ロック・サイドが爆発した激ポップなナンバーだ。
収録曲
01ナイトコール
記念すべきデビュー・シングル。意外なほどキュートな口説き文句が、4つ打ちビートの上に流れていくダンサブル・チューンだ。独特のグルーヴ感を形成しており、パーティなどにお勧め。
02薄着のあの娘が大好き
飾らない生き方と薄着の彼女が大好きと歌う、レゲエ・テイストのスロウ・チューンだ。夏の海辺で始まるスロウ・ジャムのようで、すんなり耳に入ってくる。ギターのカッティングはまさに脱力系で、うたた寝を誘発か。
03ナイトコール (CAPTAIN FUNK“GLITTER KNIGHT CLUB MIX”)
ドレッドの天才、キャプテン・ファンクことタツヤ・オオエが、大胆アレンジを仕掛けたリミックス版。特に間奏はエレクトロでファンキーな色合いを増し、最後のサビは大盛り上がり。オリジナルより1分半ほど長い。