ミニ・レビュー
ギターとベースのみのシンプルなバックが奏功し、ハスキーな声の魅力が際立つ1955年録音作。のちにスタンダードとなった全米9位の(1)をはじめとしてバラード中心。まずセクシーさが印象に残るが、急から緩へとテンポが変化する(10)の押し引き自在の技巧も素晴らしい。
ガイドコメント
独特のハスキー・ヴォイスで男心を魅了したジュリー・ロンドンの代表作。ジャズ・シンガーとしての魅力が凝縮された録音で、バーニー・ケッセルのギターもツボを押さえている。
収録曲
01CRY ME A RIVER
02I SHOULD CARE
03I'M IN THE MOOD FOR LOVE
04I'M GLAD THERE IS YOU
05CAN'T HELP LOVIN' THAT MAN
06I LOVE YOU
07SAY IT ISN'T SO
08IT NEVER ENTERED MY MIND
09EASY STREET
10'S WONDERFUL
11NO MOON AT ALL
12LAURA
13GONE WITH THE WIND
演奏
ジュリー・ロンドン(VO) バーニー・ケッセル(G) レイ・レザーウッド(B)