ミニ・レビュー
永遠の名作。音色、フレーズともに最高で、この1950年代中期の演奏はアート・ペッパーの最盛期を堪能できるもの。ソフトだが坦々としない抑制された抒情性、一瞬放たれる強い感情がことさら印象的。麻薬に溺れていた破滅的な私生活の影響は微塵も感じられない。(誠)★
ガイドコメント
ピアノのラス・フリーマンを中心としたレギュラー・リズム・セクションを従え、生涯で最高に壮絶なソロを繰り広げたアート・ペッパー、1956年の名盤。
収録曲
01BLUES IN
02BEWITCHED
03WHEN YOU'RE SMILING
04COOL BUNNY
05DIANNE'S DILEMMA
06STOMPIN' AT THE SAVOY
07WHAT IS THIS THING CALLED LOVE
08BLUES OUT
演奏
アート・ペッパー(AS) ラス・フリーマン(P) ベン・タッカー(B) チャック・フローレス(DS)