ミニ・レビュー
北米人のボサ・ノヴァ好きを自身の“作風”の域にまで高めてきたのがこの人。3年ぶりとなるこのアルバムでも、凡百のボサ企画とは一線を画した、繊細かつ精緻なプロダクションを聴かせている。自叙伝的とおぼしき(3)には、クール・ジャズへの傾倒ものぞく。
ガイドコメント
1976年に『アート・オブ・ティー』でメジャー・デビューをして以来、“キング・オブ・AOR”として人気を誇る彼の30周年を記念したアルバム。ソフト&メロウなサウンドと変ることのないナイーブな歌声を聴かせてくれる。
収録曲
01UNDER THE SUN
02RENDEZVOUS IN RIO
03THE COOL SCHOOL
04SAMBA DO SOHO
05THE CRITICS ARE NEVER KIND
06SCATSVILLE
07THE CHEMISTRY OF LOVE
08HEARING "TAKE FIVE"
09THE QUESTION IS WHY
10SONGBIRDS
11ANTONIO'S SONG (ACOUSTIC)