ミニ・レビュー
約1年ぶり、13枚目のシングル。いつものはっちゃけたイメージとは一転、ぐっと大人っぽい雰囲気のロマンティック・ポップスで、新たな魅力を開花。もちろん、得意とするコーラス・ワークの妙も健在、若手実力派の評価にふさわしい聴きごたえ十分の仕上がりとなっている。
ガイドコメント
2005年にデビュー5周年を迎えたRAG FAIRの13枚目のシングル。タイトル曲は、忘れかけていた幼き日のほのかな恋心を思い起こさせるような、どこか懐かしく優しい気持ちにさせてくれる日本情緒あふれるナンバーだ。
収録曲
01降りそうな幾億の星の夜
従前の少年らしいはっちゃけたイメージから一転して、本作はしっとり聴かせる大人の良質なポップ・ナンバー。神々しさすら感じられる秀逸なコーラス・ワークに星くずのようにキラキラとしたストリングスのアレンジが、グッと楽曲を盛り上げている。
02Do it!
新たなステップを目前にした君へのエール・ソング。リード・ヴォーカル土屋のピンと筋の通った清々しいヴォーカルは、まっすぐな曲の世界観にぴったりマッチ。テレビ朝日『DD-BOYS〜表参道がむしゃらドキュメント〜』主題歌。