Heartsdalesにとって最初で最後のベスト・アルバム『THE LEGEND』のオープニングSE。エレクトロ系のサウンド・エフェクト、クラシックなストリングス、そして2人の声が美しくコラージュされている。

『ASAYAN』のオーディションからデビューした姉妹ラッパー、Heartsdalesの1stシングル。m-floのVERBALとT.Kuraのプロデュースするクールなトラック、発音の良い英語によるフロウが魅力的。

彼女たちの2ndシングルにして、1stアルバムのリード曲。姉のjewelsと妹のRumが半分ずつソロを取るが、姉の方が若干リズミカルなのが印象的。だがすでに、どちらもそのスタイルに強いソウルを感じる。

3rdシングルは、妹のRumがリードするエモーショナルなナンバー。1stアルバムの制作を通して抜群に上達したラップはもちろんのこと、その繊細な声を活かしたRumのメロディ部のヴォーカルも心地よい。

日本の誇るR＆Bクイーンであり、姉妹アーティストとしての先輩でもあるDOUBLEをフィーチャーした楽曲。DOUBLEの女っぽい仔猫のようなヴォーカルを活かした、二人の押さえたラップも聴きどころ。

意志の強いフロウ＋情感あふれるメロディという彼女たち王道のサウンド・メイキングでおくる5thシングル。四六時中、想っていた恋人の裏切りにうんざりし、きっぱり別れを告げる強い女性像が二人にぴったり。

「CANDY POP feat.SOUL'd OUT」としてHeartsdalesがリリースしたキュートなヒップホップ・チューンを、レゲエ調にリミックスした1曲。メロディアスなサビでは、Rum（Heartsdales）のチャーミングな歌声とのソウルフルなMCの掛け合いに陶酔してしまうこと間違いなし。

初のセルフ・プロデュースによる作品。交互に配置された二人の競い合うようなラップに思わず体が動く。“キミがほしい”とストレートに愛を伝えるメロディ部のフックは、ハッピーでキュートな魅力たっぷりだ。

軽やかなポップネスをたたえた歌メロと凛とした空気を伝えるラップが同居した、Heartsdalesの音楽的キャラクターがわかりやすく発揮されたナンバー。太いビートと繊細なコーラス・ワークのバランスも見事だ。

セルフ・プロデュースも第3弾になり、表現はいっそう安定し、独創性もより加わって、大人っぽくも遊び心のある作品に仕上がった。好みではないはずの男の子に、なぜか恋していく女心を描いたメロウ・チューン。

自身のプロデュースによる第4弾シングル。『I See You』でも見せたハッピー感覚を極限までアゲアゲにしたピースフルでとにかく楽しいポップ・チューン。前向きな心のヴァイブスが心地よいナンバー。

豊潤な拡がりをみせる希望に満ちあふれたイントロ、キレのあるラップ、キャッチーなメロディを備えた完全無比の前向きなポップ・チューン。丸大食品「燻製屋熟成ウインナー」CMソングでもおなじみの12thシングル。

Peach JohnのTV-CFソング。小悪魔的な女性をテーマに、匂い立つようなセクシーさや磨きのかかった女っぷりを歌うラップ・ナンバーだ。NY仕込みの日本人離れしたリズム感がいかんなくキュートな詞に発揮され、魅惑的。

通算14枚目となるシングルは、大切な人への思いを込めたメロウ・チューンだ。キレのあるラップ・パートはもちろん、姉妹ならではの美しいハーモニーが魅力となって、心に迫ってくる。アコースティック系の楽器も好印象。