ミニ・レビュー
NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』の主題歌。ヴォーカルがスガシカオ、キーボード&プロデュースに武部聡志、ギターが小倉博和、ベースが根岸孝旨、ドラムが屋敷豪太という凄腕の面々が集まった。(1)は武部が仕上げたロック・バラード。コクアとはハワイ語で協力するの意。
ガイドコメント
2006年にデビュー10周年目に突入したスガシカオを中心としたユニットのシングル。NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』主題歌で、スガシカオをはじめ、屋敷豪太、小倉博和といったメンバーが参加したロック・バラードだ。
収録曲
01Progress
スガシカオ、小倉博和、根岸孝旨、屋敷豪太、武部聡志からなるバンドが送る、現代人への応援歌。スローな8ビートに乗せ、人を妬む感情と相反する理想像を歌う。“あと一歩だけ前に進もう”という詞が心に響いてくるロッカ・バラード。
02街角
黄昏時に街角にたたずんで“君”を静かに回想する僕。そんな情景を、月が浮かぶ夜の風景とともに淡々と描く、穏やかなミディアム・ソング。シンプルな演奏と日記のように綴られた素朴な詞が印象深い。
03kokua's talk
個性あるメンバーが集結したバンドならではの、アーバンでエモーショナルなインストゥルメンタル。“kokua”とはハワイの言葉で“協力する、協調する”の意味。後半、スガシカオが時の流れに思いを馳せる呟きに実感がこもる。