ミニ・レビュー
女性シンガー・ソングライターの、通算6枚目となるシングル。甘い酸っぱいタイトル・チューンだけでなく、m-floのリメイクやTWIGYをプロデューサーに迎えた曲など、カップリング曲もアーティストとしての彼女を大切にした濃密なプロダクトとなっている。
ガイドコメント
加藤ミリヤの通算6枚目のシングルは、リアルな詞が胸を打つ、女の子同士の友情を綴った胸キュン・サマー・ソング。そのほかの収録曲も内容が濃く、ヒップホップのネタが満載だ。
収録曲
01Last Summer
女の子同士の友情をテーマにした等身大の歌詞を、ハスキーだが透明感のあるヴォーカルで、キュートかつソウルフルに歌い上げている。J-ヒップホップのネタが満載の、ちょっぴりせつないサマー・ダンス・チューン。
02for so long
m-flo「been so long」のフレーズをサンプリングしたミディアム・スロー・バラード。ゆるやかなリズムに揺れながら、「君をずっと待っていた」と艶っぽく歌うハスキーなヴォーカルが、心地よく響くラブ・ソング。
0324 HOURS (feat.TWIGY)
大御所ラッパー、TWIGYとタッグを組んだ、王道ヒップホップ・チューン。電子ピアノのアダルトなアレンジをはじめとするクールな佇まいのなかで、ゆるいリズムと絡み合うラップ&ヴォーカルの寄り添いが心地よく、落ち着いた仕上がりとなっている。
04for so long PART 2
m-flo「been so long」をサンプリングし新解釈したバラード「for so long」を、m-floのオリジナル曲の雰囲気により近づけて、軽快でダンサブルなアレンジに。ゆるやかでビートの効いたリズムに絡むせつないメロディとハスキーなヴォーカルが、心地よくハマっている。