ミニ・レビュー
海外での活躍が目覚しい激情バンドの約10ヵ月ぶりとなるマキシ。表題曲はゴス風味のエモーションが炸裂するヘヴィ・チューン。カップリングの3曲は独ベルリンでのライヴ音源で、日本と変わらぬ絶叫のような黄色い歓声が熱狂ぶりを伝える。
ガイドコメント
前作「CLEVER SLEAZOID」で、自らの音楽性を紐解いてみせたDIR EN GREYの約8ヵ月ぶりのシングル。タイトル曲では、“静と動”という相反する要素の融合を機軸に、さらなる進化を見せている。
収録曲
01凌辱の雨
激情と喪失を歌った詞を、静と動を使い分けたハード・サウンドで表現したラウド・ロック。湿り気のある京のシャウトが、セクシーにサビを彩っている。ミステリアスだがどこか和風の味わいがあるナンバーだ。
02THE FINAL
03悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱
04Mr.NEWSMAN