ミニ・レビュー
ジャケットのどおくまんのイラストが目をひく。楽曲もそのイメージのままに、彼ららしいガムシャラさと暑苦しさ(!)にあふれている。スカパラのホーン・セクションも参加し、情熱たっぷりの仕上がりだ。『奇跡体験!アンビリバボー』エンディング・テーマとなっている。
ガイドコメント
2006年2作目のシングル作品は、THEイナズマ戦隊の真骨頂ともいえるストレートな青春ロック・チューン。男気と情熱が前面に出ている潔い姿勢こそ、彼ららしい。
収録曲
01嗚呼!!されど青春ごっこ
『奇跡体験!アンビリバボー』エンディング・テーマに起用された8thシングル。社会に出たばかりなのに、つまずいた……そんな人たちを根性と愛情たっぷりに応援するアッパー・チューンだ。若々しいヴォーカルの雄叫びが心地いい。
02文京台青春物語
メンバーが出会った北海道酪農学園大学がある“文京台”をタイトルに冠した青春ソング。はじけるギターに乗せて彼らが声高に歌うのは、間違いなく夢を語り合っていたころの思い出だ。フォーク・ロック魂があふれる1曲。
03青春18ストローク
キースやピートやJBといった名前が飛び出し、ロックへのリスペクトを感じさせるアグレッシヴなナンバー。いかにして彼らがロックに目覚め、ハマったかが歌われていて興味深い。多くの共感を呼ぶ元気ソングだ。