ミニ・レビュー
2005年に結成された河村隆一、INORAN、葉山拓亮の3ピース・ユニット、4枚目のシングル。LUNA SEAの元メンバーということ云々よりも、その貫かれた美意識、強弱の抑揚激しいサウンドに敬服。ケータイ音楽配信サイト“ミュウモ”CMソング(1)を収録。
ガイドコメント
2005年に鮮烈なデビューを飾った、RYUICHI(河村隆一)、INORAN、H.Hayama(葉山拓亮)の3人からなるTourbillonの2006年第1弾シングル。2006年も、その勢いは止まることを知らない。
収録曲
01アゲハ
「死の灰」と歌う暗く哀しき世界観を、RYUICHIの魅惑の高音ヴォイスとINORANのギターだけで聴かせる静かな始まり。と思うと、突然過激なロック・サウンドへとなだれ込む。世界の終焉はこう美しくあってほしいと思わせる、劇的なナンバー。
02selfish
INORANの作詞・作曲による6分超の大作。美しい旋律に乗せて、「見えない大切なもの」「今を生きる証」を歌ったミディアム・バラードで、透明感あるRYUICHIの声が、リリカルな歌詞表現にぴったりだ。
03I know nothing
04season