ガイドコメント
2006年にはワールド・ツアーや武道館単独公演も成功させ、波に乗っているムックの「流星」に続くシングル。エモーショナルでドラマティックなサウンドと歌詞世界が堪能できる、スケールの大きな楽曲となった。
収録曲
01謡声 (ウタゴエ)
疾走感あふれる正統派エモーショナル・パンク。ハードな曲ながら、色気と力強さを兼ね備えたヴォーカルと美しいメロディで、すっきりした味わいに仕上がっている。レゲエ調のブリッジ部分が絶妙のフックになっている。
02どしゃぶりの勝者
攻撃的なギター・サウンドが前面に出たハードなナンバー。サビは古きよき歌謡曲を彷彿とさせるメロディで、文学的な情景描写の歌詞とともに世界観を構築。現代のサウンドと昭和の匂いを融合させたような情緒ある1曲だ。
03五月雨
分厚いギターの音が特徴的なロック・チューン。パワフルなサウンドと対照的に、歌詞の内容はやるせなさや悲しさを描いており、サビはメロディアス。感情を込めて熱唱するヴォーカルが、そのギャップを感動へと昇華させている。