ミニ・レビュー
『テナーマン』というタイトルだが、マラブルはドラマー。彼の唯一のリーダー作で、当時20歳の新鋭ジェームス・クレイが全面的にフィーチャーされている。クレイのスウィンギーな歌心をマラブルのドラムが気持ちよくサポートする隠れ名盤。
ガイドコメント
幻のテナー奏者としてカルト的な人気をもつジェームス・クレイがフィーチャーされた、1956年の吹き込み。マラブルの渋いドラミングやソニー・クラークのピアノも聴きどころ。
収録曲
01THE DEVIL AND THE DEEP BLUE SEA
02EASY LIVING
03MINOR MEETING
04AIRTIGHT
05WILLOW WEEP FOR ME
06THREE FINGERS NORTH
07LOVER MAN
08MARBLES
演奏
ローレンス・マラブル(DS) ジェームス・クレイ(TS) ソニー・クラーク(P) ジミー・ボンド(B)