ミニ・レビュー
USインディ・シーンの雄による第5作。エッジの利いたサウンドに加え、全編にホーンをフィーチャーし、意欲的な音創りに取り組んでいる。架空の街“ハッピー・ホロウ”を舞台に、現代アメリカが抱えた問題を取り上げるという壮大なテーマに挑戦している。
ガイドコメント
大ヒットした前作『Ugly Organ』以来のオリジナル・アルバムは、チェロのグレッタ脱退によるサウンドの変化が注目されたが、全編を通してカーシヴらしいナンバーが堪能できる傑作といえる。
収録曲
01OPENING THE HYMNAL / BABIES
02DOROTHY AT FORTY
03BIG BANG
04BAD SECTS
05FLAG AND FAMILY
06DOROTHY DREAMS OF TORNADOS
07RETREAT!
08THE SUNKS
09AT CONCEPTION
10SO-SO GIGOLO
11BAD SCIENCE
12INTO THE FOLD
13RISE UP! RISE UP!
14HYMNS FOR THE HEATHEN
15THE BITTER END
16THE CENSOR