ミニ・レビュー
3年半ぶりのアルバム。もっさりしたリズム・セクションがいかにもニュージャージーはホーボーケンの白人ロック・トリオという感じだが、轟音の長尺インストからお茶目なラグタイム? まで曲調は多彩。ソニック・ユースからシリアスな実験性を抜いた趣も。
ガイドコメント
米インディ・シーンの大御所ヨ・ラ・テンゴの『サマー・サン』から約3年半ぶりとなるオリジナル・アルバム。今作は恒例のカヴァーが収録されず、轟音ロック・チューンから美しいバラードまでヴァラエティに富んだオリジナル楽曲が目白押し。どこか和んでしまうバンドの個性はさすが!
収録曲
01PASS THE HATCHET, I THINK I'M GOODKIND
02BEANBAG CHAIR
03I FEEL LIKE GOING HOME
04MR. TOUGH
05BLACK FLOWERS
06THE RACE IS ON AGAIN
07THE ROOM GOT HEAVY
08SOMETIMES I DON'T GET YOU
09DAPHNIA
10I SHOULD HAVE KNOWN BETTER
11WATCH OUT FOR ME RONNIE
12THE WEAKEST PART
13SONG FOR MAHILA
14POINT AND SHOOT
15THE STORY OF YO LA TANGO