ミニ・レビュー
天を駆け上がるような心躍る高揚感がたまらないナンバー(1)は、TBS系ドラマ『花嫁は厄年ッ!』の主題歌。アイズレー・ブラザーズのエモーショナルなカヴァー(3)も新しい。こんなに新鮮な感触なのにどこか親しみが沸くのは、彼の弾くピアノに暖かい人間味を感じるから。
ガイドコメント
SUEMITSU&THE SUEMITH渾身のキラー・ナンバー。ドラマ『花嫁は厄年ッ!』主題歌となる今作は、スエミツらしい泣きの美メロにストリングスとブラスをフィーチャーした、ロックかつソウルフルな曲。
収録曲
01Astaire
パワフルかつポップなピアノ、ソウルフルに飛び跳ねるビート、そして、ダイナミックかつカラフルな広がりを感じさせてくれるメロディ。SUEMITSU&THE SUEMITHのポップ・サイドがストレートに表現されたナンバー。
02The End Of Endz
爆発的なグルーヴ感をもったリズム・アンサンブルが印象的な、メロコア・テイストのポップ・ナンバー。SUEMITSUの音楽が持っている“過剰なほどの敏感さ”と“斬新なダイナミズム”が凝縮された1曲といえる。
03Love the One You're With
身体を揺らすファンキーなベース・ラインにパーカッシヴなピアノが入ってくるだけでも、思わず飛び跳ねたくなるようなロック・チューン。“さあ、愛してごらん。君の側にいる人を”という英詞によるメッセージが、まっすぐに突き刺さってくる。