ミニ・レビュー
日本プログレ界の雄の4年ぶりのアルバムは、変拍子を多用したシンフォニックな展開を緩急織り交ぜた圧倒的な演奏力で聴かせる。イエスやキング・クリムゾンからの影響が伺える構築美をベースにしつつも、オリエンタルなメロディを全面に押し出しているところが最大の個性か。
ガイドコメント
ジャパニーズ・プログレ・シーンで輝き続けるKENSOの約4年ぶりのスタジオ・アルバム。リーダーの清水義央のみならずメンバー全員が作曲に携わる。幾多の海外公演を経て一体感を増した彼らの凄みが堪能できる。
収録曲
01痛ましき晦冥
02あの頃モビーディックと
03そこはまあそこはかとなく
04Rhyme-stone in Cotswolds
05ウブド寝入りばな幻聴
06シヅカへの扉
07木霊の舞う情景
08A Single Moment Of Life
09GOS
10わくわくリーバレー
11蠱惑島に歌は
12三つ縄6/8
13風の中の菲林
14暁に楽師が
15コドン1
16コドン3
17コドン2