自身が作曲した初ソロ・アルバム『mirror』のオープニング曲。イントロの流れるようなストリングスやピアノとデジタル・ビートが融合していくさまが、ナチュラルで新鮮。永遠の愛を誓うという詞は、「夏模様」や中島美嘉「雪の華」などを手掛けたSatomiによるもの。

TVアニメ『獣王星』主題歌。アダルトな雰囲気をたたえながら、ハンド・クラップを入れたアレンジで新鮮さを彩った、大人のダンス・ミュージック。艶っぽい英詞がメロディをいっそう奥深いものにして、堂本光一の麗しさを引き立てているようだ。

ロマンティックな愛を甘く歌いあげている光一のヴォーカルに、女性ファンはノック・アウトされそう。全編を彩るスパニッシュ・ギターが物憂い大人のムードを醸し出す、セクシーなミディアム・ナンバー。

印象的なギター・リフから始まる、ダンサブルなミディアム・ロック。幻想的な雰囲気だが不思議と覚えやすいメロディが秀逸。ヴォーカルはファルセットを聴かせたり、激情的になったりと、さまざまに表情を変えて、“君が欲しい”とセクシーに歌う。

雅な和風のメロディを、ストリングスやフルート、オーボエといった楽器がしっとりとまとめあげている。何層も重ねられたヴォーカル＆コーラスが多面的な曲世界を構築し、戻れない過去を嘆く心境を歌い上げている。何度聴いてもうっとりと酔えそうだ。

洒落たラテンのビートを刻む、とことんクールな歌謡ロック。トランペットや女性のコーラスが都会的な雰囲気満点だ。悲しみを歌いながらも、「夜を超え 光り輝く明日へ」と歌う姿勢のひたむきさは切ないほどだ。

青々しく甘いラブ・バラード。流れるようなメロディが何とも美しく、出会いの神秘をたたえる歌詞とあいまって、思わず涙してしまいそう。ピアノやストリングスを用いた透明感あふれるアレンジが、歌詞の雰囲気にぴったりとマッチしている。

イントロのストリングスとドラムの壮大なサウンドからシックなミディアム・ロックへと流れる展開は、いい意味で裏切られた感じ。“忍び寄る影”がテーマの詞を、シンセやモジュレーターのレトロな響きを駆使して、クール過ぎず温かみのある音で表現している。

雨の中でハートを濡らし、声を枯らしながら叫び続けるという内容の詞を、時に切々と、時に激しく歌うというコントラストが素晴らしい。ピアノと絡んで繊細な音色を奏でるギターが、激しいリフを刻んでいく展開も聴き逃せない、骨太のロック・ナンバー。

和風ゴシックとでも形容したい摩訶不思議な1曲。暗い調子のベース・ラインにシタールなど、さまざまな音色が次々と施される。声というより音として重ねられたヴォーカルは、すべて堂本自身によるもの。合わせ鏡の中にいるような音空間が幻想的に映える曲。

ピアノ・メインの伴奏で歌われる、美しくもメランコリックなミディアム・バラード。シンプルなアレンジが、雨を見ながら「失った女性を忘れることができない……」と追憶の情景を歌う悲しげなヴォーカルにベスト・マッチ。

日本テレビ系『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』オープニング・テーマ。男らしさが匂い立つ本作は、ゴージャスなビッグ・バンド風にアレンジによって、ミュージカルでも活躍をみせる彼にぴったりの豪華な仕上がりとなっている。

ロック・バンド、SOPHIAの松岡充が作詞を手掛けたKinki Kids『E Album』の収録曲を再アレンジ。ワイルドに君を奪って支配したいという内容の詞を、オリジナル以上に激しさを増した濃厚なロック・テイストで奏でている。