ミニ・レビュー
のっけからバリバリにクラブ風なのに、その中身がヴェルディのオペラだったり、レクイエムだったり。合唱まで薄く重なっていたり。昔流行った、ミランダ・セックスガーデンを思い出す。世界レベルの“クロスオーヴァー”の懐深さを感じさせる、凝った一枚だ。
ガイドコメント
クラシック系のクロスオーヴァー・ピアニストとして高い人気を誇るイケメン、マキシムの4枚目のアルバム。クラシックの名曲をはじめ、オリジナルや映画音楽など、マキシムのドラマティックなピアノが味わえる。
収録曲
[Disc 1]
01「イル・トロヴァトーレ」〜ザ・ジプシー・メイド (ヴェルディ)
02レクイエム (ヴェルディ)
03チャイルド・イン・パラダイス (フーリッツィ)
04アンセム (フーリッツィ)
05「ペール・ギュント」〜ホール・オブ・ザ・マウンテン・キング (グリーグ)
06ナスラック (ドノクリー)
07「ラングーンを越えて」〜ウォーターズ・オブ・イラワディ (ジマー)
08マーチ・オブ・ジ・アイコン (フーリッツィ)
09タンゴ・イン・エボニー (フーリッツィ)
10カルメン〜第3幕へのインテルメッツォ (ビゼー)
11プレリュードとフーガ第2番ハ短調 (J.S.バッハ)
12「レクイエム」〜イン・パラディズム (フォーレ)
13ザ・ウェイ・オールド・フレンズ・ドゥ
14トゥーランドット (プッチーニ)
[Disc 2]
01「イル・トロヴァトーレ」〜ザ・ジプシー・メイド (Club Remix)
02プレリュードとフーガ第2番ハ短調より (Club Remix)
03レクイエム (Breaks Remix)
04チャイルド・イン・パラダイス (Co-Fusion Mix)