ミニ・レビュー
自作の「太陽」は、カンツォーネ風の切なく押さえ気味のメロディから大きく開放されるサビへと展開するラブ・ソング。愛する人を太陽にたとえ、君に寄り添っていたいよと歌うヴォーカルが初々しくて、恋する少女の胸のトキメキが伝わってくる。
ガイドコメント
三枝夕夏自らの作詞・作曲によるバラード・ナンバー。夕日が静かに沈んでゆくさまが目に浮かぶ、どこか懐かしい響きを持った作品に仕上がっている。みずみずしいポップ・センスは本作でも健在だ。
収録曲
01太陽
ピアノのコード弾きをバックに、切なさをにじませたメロディがサビに向かって大きく広がりを見せるカンツォーネ風のラブ・ソング。三枝の淡々としたヴォーカルが、恋する少女の初々しさを表わしている。
02月
夢を求めて旅立っていく愛する人との別れの歌。甘くおどけたヴォーカルとシャッフル風リズム、GS風ギター・リフとサビでのユニゾンなど、どこか60年代ポップスを彷彿とさせるアレンジが懐かしく響きわたる。
03太陽 (Instrumental)