ガイドコメント
日本の音楽シーンにおいて独自の存在感を放つロック・トリオ、キャプテンストライダム。本作は、その音楽性がよりメジャーで本格的なものに変貌を遂げた入魂のシングルだ。
収録曲
01恋するフレミング
AC/DCなどの影響が色濃く感じられるロック・ナンバー。ダイナミックなギター・サウンドと荒々しいドラムに乗せて、“恋をしようぜ BABY!”と高らかに歌う。宇宙と交信するようなキーボードの音色が特徴的だ。
02明日の真下
ガレージ・ロック風の削ぎ落とされたバンド・サウンドを聴かせる。短く叩きつけられるシンプルなギター・リフに先導され、無愛想にリズムを刻んでいく。隙間だらけのアレンジから、男くさい哀愁が漂ってくるナンバーだ。
03風船ガム
サイケデリックなギター・リフが特徴的なニューウェイヴ調のナンバー。シンプルなベース・ラインは中毒性をはらんでおり、「俺たちの美意識 つらぬいてやろうぜ」など前向きさを強調したヴォーカルは、飾り気を感じさせずストレートに胸に迫る。