ミニ・レビュー
2004年日本音楽コンクール第1位の松田理奈のデビュー盤。軽やかで繊細な音色を活かして、自分の感じるままをすっきり素直に表現する姿勢が初々しい。特にモーツァルトのソナタでは、松本和将の思慮のある伴奏が彼女の持ち味をさり気なく引き立てている。
ガイドコメント
2004年度日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門の優勝者、松田理奈のデビュー・アルバム。音楽性が問われるモーツァルトのソナタを中心に、ヴァイオリンの特徴が存分に楽しめる曲も収録する。
収録曲
01ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調K.526 (モーツァルト)
02夢のあとに (フィーレ)
03ツィゴイネルワイゼン (サラサーテ)
04シチリアーノ (パラディス/ドゥシュキン編)
05ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調K.304 (モーツァルト)
064つのロマンティックな小品op.75〜第1曲 (ドヴォルザーク)