ミニ・レビュー
移籍第1弾となる通算17作目のシングル。(1)(2)とも自身が作詞、若手のポップス系ライターが作曲・編曲を手がけているが、小林武史の手を離れたことで、彼女の元来持つ少女性が前面に出ていて興味深い。ピュアな歌声も耳馴染みが良いので、若い方でも遠慮なく。
ガイドコメント
2006年11月発表のエイベックス移籍第1弾となるシングル。ヴォーカルAKKOのソロ・プロジェクトとなった“マイラバ”の実に2年5ヵ月ぶりとなる作品だ。彼女特有の心に響くヴォーカルをきわだたせた好ナンバーに仕上がっている。
収録曲
01り・ぼん
移籍第1弾、通算17作目のシングルは、akkoの声の若さを存分に活かしたギター・ロック・チューン。デビュー11年にしてさらに若返った印象で、「り・ぼん」と「Re-born」が掛かっているのも納得の、ナチュラルなヴォーカルが映えている。
02インスピレーション
平日の朝の憂鬱な気分と闘いながらも日々を大切に暮らしていきたい、という思いをコミカルに綴ったミディアム・テンポのナンバー。主婦ならではの視点や小林武史を離れたポップなサウンドから、“新生マイラバ”が伝わってくる。
03candle (初回のみ収録)
04り・ぼん (Instrumental)
05インスピレーション (Instrumental)