ミニ・レビュー
60年代ブルーノートを代表するアーティストで、クラブ系でも人気のグリーン。71年、デトロイトのクラブでの未発表発掘音源である。ムハマッドが打ち出すファンクのリズムをバックに、単純なフレーズを執拗に繰り返しながら盛り上げる。ジャム・バンドの原点がここに。★
ガイドコメント
1971年にデトロイトの“クラブ・モザンビーク”で録音された、グラント・グリーンのライヴ盤。オルガンを起用してフロントはサックス2管という、やや変則的なクインテット編成。グリーンならではの、メロディアスなソウル・ジャズが堪能できる。
収録曲
01JAN JAN
02FARID
03BOTTOM OF THE BARREL
04WALK ON BY
05MORE TODAY THAN YESTERDAY
06ONE MORE CHANCE
07PATCHES
08I AM SOMEBODY
演奏
グラント・グリーン(G) クラレンス・トーマス(SS,TS) ヒューストン・パーソン(TS) ロニー・フォスター(OG) アイドリス・ムハマッド(DS)