ミニ・レビュー
ヨーロッパを代表するドラマー、ファーヴルの11年ぶりとなるECM復帰作は、ハープやチューバも入ったユニークなセプテット・アンサンブル。全曲がファーヴルのオリジナルで、簡素なテーマを元に発展してゆく真の即興と感じられる演奏が繰り広げられる。
ガイドコメント
スイスのベテラン・ジャズ・ドラマー、ピエール・ファーヴルの2006年12月発表のアルバム。チューバやバスクラなどをフィーチャーしたカラフルなサウンドが特徴的。彼をモチーフにした映画のヨーロッパ公開に合わせてのリリースだ。
収録曲
01MORT D'EURYDICE
02PANAMA
03ALBATROS
04REFLET SUD
05FIRE RED - GAS BLUE - GHOST GREEN
06NILE
07DECORS
演奏
フィリップ・シャウフェルベルガー(G) ヴォルフガング・ツヴァイアウアー(BASS-G) フランク・クロール(SS,BS-CL) ベーンツ・オエスター(DOUBLE-B) エレーヌ・ブレシャン(HP) ミッシェル・ゴダール(TUB,SERPENT) ピエール・ファーヴル(PERC,DS)