ミニ・レビュー
スムースにグルーヴしていく快楽的トラックのなかで、セクシーな女性コーラスをふんだんに取り入れたフロウが舞う。2006年のウィンター・シーズンを彩るZEEBRAのシックなパーティ・チューン。“気持ちよければそれでいい”という本能的なリリックが素晴らしい。
ガイドコメント
Jヒップホップ界のカリスマ“ZEEBRA”の2006年12月発表のマキシ・シングル。妥協を許さない彼らしい、アグレッシヴな仕上がりとなっている。カップリングには、『2006 世界バスケ』のCMソングとして問い合わせが殺到した「Top Of The World」などを収録。
収録曲
01Stop Playin' A Wall
70'sソウル・ミュージックを想起させる甘くてグルーヴィなトラックに乗せて、“気持ちを開いて、パーティを続けよう。気持ちいいことしよう”というリリックがステップを踏んでいく。大人っぽくてセクシーなパーティ・チューンだ。
02雲の上のHeaven
気持ちよく空を飛びながら、いままでに体験したことのないほどの快楽のグルーヴをたっぷり浴びる……そんな気分に包み込まれるナンバー。シンセ・ストリングスを基本としたトラックやしなやかなフロウを全身で体感してほしい。
03Stop Playin' A Wall (TV track)
04Top Of The World
暴力的といえるほどの強度を誇るビートのなかで“俺以外はぜんぶクソ。スキルと才能で世界の頂点に立ってやる”と宣言する、迫力満点のナンバー。ZEEBRAのヒップホップの本質がはっきりと現れている。