ミニ・レビュー
長いキャリアを紆余曲折してきたバンドだが、これはかなりの異色作。3年ぶりのアルバムは、疾走感あふれるサウンドに長々と言葉が乗るといったスタイルから一転して、優しいメロディに囁くようなヴォーカルに。非常に理性的ではあるが、熱くたぎった部分が消失したわけではない。
ガイドコメント
『ロングウェイ・フォー・ナッシング』から約3年ぶりとなる、HEATWAVEのオリジナル・アルバム。静と動の間を揺れうつろう情感が叙情的に表現され、これまでの活動を集大成した渾身のロック作品に仕上がっている。
収録曲
01ガールフレンド
02カリフォルニア
03遠い声
04PRAYER ON THE HILL
05フールとクール ballad of middle age
06WILD IN THE STREET
07エスポアール
08TOWER OF SILENCE
09フリージア
10出発の歌