ミニ・レビュー
どちらかというと内省的だが、その抑制の利いたコンテンポラリーなサウンドに独自の輝きを見せるギタリストを起用したのが吉と出た。弦楽四重奏を起用するなど、演奏形式は変化に富むが、どれも求心力があり、しかも音楽の地平の先にあるものも見据えている。★
ガイドコメント
トップ・ベーシスト、パティトゥッチのリーダー・アルバム。クリス・ポッターや弦楽四重奏を迎え、意欲的なオリジナル曲を披露。編曲の才能が再認識できる。
収録曲
01THE ROOT
02AGITATO
03CIRCULAR
04FOLKLORE
05DRY SEPTEMBER
06NANA
07THEME AND VARIATIONS FOR 6-STRING BASS AND STRINGS
08LINE BY LINE
09EVIDENCE
10JESUS IS ON THE MAINLINE
11INCARNATION
12SOARING
13TONE POEM
14UP WITH THE LARK
演奏
ジョン・パティトゥッチ(B) アダム・ロジャース(G) ブライアン・ブレイド(DS) クリス・ポッター(SAX) 他