ミニ・レビュー
特にアメリカではソロ楽器としての地位を確立しているマリンバ。日本人演奏家も結構多いのだが、ほとんどがアメリカを活動拠点にしているようだ。高田は、バロックの名曲をずらりと並べ、マリンバが親しみやすく、メロディも歌い上げられることを証明してみせた。
ガイドコメント
北米中心に活動しているマリンバ奏者、高田直子のデビュー・アルバム。バッハやヘンデルらバロックと古典派の名曲を収録し、すべて編曲ものでまとめられている。マリンバ独特の魅力を生かした、新たな息吹も聴きどころ。
収録曲
01トッカータとフーガ ニ短調BWV565 (J.S.バッハ)
02パッヘルベルのカノン (パッヘルベル)
03平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV846〜プレリュード ハ長調 (J.S.バッハ)
04精霊の踊り (グルック)
05ピアノ・ソナタ第23番 (旧38番)〜第2楽章〜アダージョ (ハイドン)
06無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番BWV1006〜ガヴォット (J.S.バッハ)
07無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番BWV1006〜メヌエット1&2 (J.S.バッハ)
08ソルフェッジョ (C.P.E.バッハ)
09トルコ行進曲 (モーツァルト)
10幻想曲ニ短調K.397 (モーツァルト)
11パルティータ第2番BWV826〜アルマンド (J.S.バッハ)
12フルートとチェンバロのためのソナタ第2番BWV1031〜シチリアーノ (J.S.バッハ)
13ハープシコード組曲第2巻HWV437〜サラバンド (ヘンデル)
14ラルゴ (ヘンデル)