[Disc 1]〈DVD:1999-2003 LASTRUM YEARS〉〈PV〉
01E.C.D.T.
0299Luftballons
03FIRESTARTER
04WINDOM
05RATS ME (LIVE@SHINJUKU LOFT、2000.4.20)
06YEAH YEAH YEAH YEAH YEAH
07ISOTONIC (with CAPTAIN HEDGE HOG)
08BE MY WIFE
09CAPA-CITY
10青空
11DIGGIN' IN THE STREET (with RUDE BONES)
12EYES IN THE SKY
13BABY FACE (with SKAYMATE'S)
14BIG TIME
15E.C.D.T.
16J.W.A.
17CAPA-CITY
18WINDOM
19EYES IN THE SKY
20BE MY WIFE
[Disc 2]〈BEST CRUSADERS〉
01E.C.D.T.
疾風怒濤のドラムのビートにノイジーなディストーション・サウンドがサイコーに気持ちいい、シンプルなロック・ナンバー。ファルセットを多用した軽快なコーラス、伸びやかに歌い上げるまっすぐなヴォーカルで、ストレスなど一瞬で吹っ飛ぶゴキゲンな1曲だ。
02DERIDE
粒の粗い音色のディストーション・ギターのコード・ストロークを中心に組み立てられたメランコリックなパワー・ポップ・チューン。ヴァースの歌メロとユニゾンで奏でられるキーボードの柔らかい音色がなんともチャーミング。
03BALK
人生の岐路に立たされた男が過去に別れを告げる姿を描いた、エモーショナルなロックンロール・ナンバー。後ろ髪を引かれる想いを振り切るかのように疾走するビートと、ヒダカトオルの熱いシャウトが情感を盛り立てている。
04GTS
大切な人が微笑むのを待ち望む、どこまでも真っ直ぐなラブ・ソング。4ピースのバンド編成によるオーソドックスなロック・サウンドからアコースティック・ギターの弾き語りへと突然切り替わるエンディングが新鮮かつ衝撃的だ。
05JOKER IN THE CROTCH
エレクトリック・ギターの裏打ちのコード・カッティングが印象的な、BEAT CRUSADERS流スカ・パンク・ナンバー。ランニング・ベースのグルーヴィなフレージングが楽曲全体に強力なドライヴ感を与えている。
06WINDOM
インディーズ時代の古き良き思い出曲のセルフ・カヴァー。フェスに出ているとデカいメロディが欲しくなり、この曲をリメイクしたという。おおらかなビートと流れるようなメロディが、爽快感を与えてくれる。
07FIRESTARTER
世界が自分に背を向けたとしても、決して魂を売り飛ばしたりはしない。そんな固い決意を歌い上げたヘヴィ・ロック・チューン。自分の心のささやきを口ずさむバック・コーラスとの対話形式で進行していく楽曲構成がユニークだ。
08SAD SYMPHONY
キュートで伸びやかな音色のムーグ・シンセサイザーがフィーチャーされたパワー・ポップ・ソング。マイナー・コードを基調とした甘酸っぱい泣きのメロディが、叩きつけるような激しい演奏に乗せて奏でられ、胸を締めつける。
09J.W.A.
人生という困難な旅路に立ち向かっていくための術を説いた、狂騒のロックンロール・ナンバー。まるで生き抜いていくための活力をそのまま刻み込んだかのような、荒々しくも力強い、迫力満点のバンド・アンサンブルだ。
10SIBERIAN GIANT
人生が終わるのなら、畳の上で死にたいなあ……。そんな日本人としてのアイデンティティをユーモアたっぷりに打ち出したハード・ポップ・ソング。エレクトリック・ギターのパーカッシヴなカッティングが歯切れ良い爽快感を生み出している。
11BE MY WIFE
メジャー移籍後に再録音ヴァージョンも発表された、初期BEAT CRUSADERSを代表するメロディアスな名曲。80年代ニューウェイヴ調なシーケンスのシンセサイザーとディストーション・ギターが激しいバトルを展開する。
12LAST SONG
親交の深いCAPTAIN HEDGE HOGのメンバーらがゲスト参加した、分厚いコーラス・ワークも印象的なパンク・チューン。荒々しい高速ブラスト・ビートで最後まで一気に突っ走る爽快感が魅力だ。
13SECOND THAT EMOTION
人生という闘いのリングから絶対に逃げないことを誓う男の姿が描かれた、無骨な力強さをたたえるシンガロング・チューン。後にASPARAGUSによってカヴァーされることになる、ファンの間でも人気の高い楽曲だ。
14HAMBURG
女性コーラスとホーン・セクションの導入も華やかな、BEAT CRUSADERS流スウィート・ソウル・ポップ。女にはとことん弱い、ヤサ男の情けない姿を描いた歌詞とウムの優しい歌声が、見事にマッチしている。
15MIGHTY MIND
ヒダカトオルの切ないハスキー・ヴォイスが前面に押し出されたエモーショナル・ロック・チューン。イントロとアウトロに置かれたエレクトリック・ギターとドラムスの逆回転サウンドが、サイケデリックな雰囲気を醸し出している。
16EYES IN THE SKY
強迫観念に囚われたストーカーチックな歌詞がちょっと怖い、ひねくれたラブ・ソング。ホーン・サウンドを模したシンセサイザーのポップ極まりないチープな音色が、高揚感に満ちた起伏の激しいメロディ・ラインを支えている。
17CHRISTINE
スティーヴン・キング原作の同名ホラー小説から着想を得たスピーディなポップ・パンク・ソング。タイトルの「CHRISTINE」とは自動車の名前のこと。冬のヨーロッパをイメージしたフルート風の音色のキーボードが耳に残る。
18IMAGINE?
アコースティック・ギターの軽快なコード・ストロークが印象的な爽やかロック・ソング。ジョン・レノンに対するオマージュを捧げながらも、等身大の応援歌に仕上げることによって自分たちの個性を明確に打ち出している。
19SATURDAY GOOD-BYE
キーボーディストのタイヒロユキが作詞作曲を手掛け、メイン・ヴォーカルまで務めたエモーショナル・ハードコア・チューン。ヒダカトオルとはまた違う、ノドを振り絞るかのような熱い歌声からは、ヒリヒリとした切なさが込み上げる。
20arakism
ドラマーのアラキタカユキをフィーチャーしたノヴェルティ・ソング。打ち込みを駆使して作られた、まるでヒーロー番組のテーマ・ソングのような大仰なサウンド・アレンジと、脱力感あふれるカズーの脳天気な音色の組み合わせが楽しい。
21ATTENTION、PLEASE
グループ・サウンズ風の哀愁に満ちたメロディ・ラインが印象的なポップ・ソング。バンドのごく初期に発表された楽曲ながらも、エレクトリック・ギターとキーボードが絡み合うキャッチーなサウンド・アレンジで、堂々たる完成形となっている。
22PONDEROS (acoustic)
ヒダカトオルのシンガー・ソングライターとしての側面が垣間見られる、アコースティック・ギターの弾き語り。まるで独り言をつぶやくかのような寂しげな歌声には、いつもとは違う彼のセンシティヴな魅力が表われている。
23Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah
裏声コーラスがクセになる、元気いっぱいのポップ・パンク・ソング。間奏ではモータウン・ビートへと転調するなど、遊び心満点のサウンド・アレンジだ。曲の最後にジョニー・ロットンの物真似を披露している点にも注目!
24CAPA-CITY
ホフディランの小宮山雄飛やザ・コレクターズの加藤ひさしらが参加した反戦ソング。平和への願いを親しみやすいメロディ・ラインに乗せて歌い上げた感動的なナンバーだ。愛に満ちた真摯な歌声に心を打たれるはずだ。
25BIG TIME
80年代ポップス風のド派手なストリングス・アタック音がフィーチャーされた、リズミカルなロック・ナンバー。リズムの緩急によって生ドラムと打ち込みを巧みに使い分けた、手の込んだサウンド・プロダクションに感服。
26IMAGIN? (LIVE)
スタジオ・テイクとは違い、エレクトリック・ギター中心のバンド・アンサンブルに組み立てることによって、生演奏ならではの迫力を音源に刻み込んだライヴ・ヴァージョン。観客とのユーモラスなコール&レスポンスも楽しい。
27SIBERIAN GIANT (LIVE)
日比谷野外大音楽堂を揺るがすかのような観客の熱狂的な反応に胸が熱くなるライヴ・テイク。打ち込みと生演奏を組み合わせることによって、ライヴの場でもスタジオ・テイクの精密さを再現することに成功している。
28WINDOM (LIVE)
メンバーの飛び散る汗がこちらにもかかってきそうなほどにテンションの高い演奏を聴かせてくれるライヴ・テイク。フェイドアウトだったスタジオ・テイクとは違って、こちらはきちんとエンディングを決めてみせている。