ピアノやフルートが軽やかに弾けるダンサブルなハウス・ナンバー。フランス語のポエトリー・リーディングを採り入れた独特の空気感を持つブリッジが曲調に変化を持たせ、優しさを醸し出す。さまざまな音色が色とりどりの人生＝“Color of Life”を表現しているよう。

タイトルが示すとおり、ファンク・ミュージックの進化型ともいえるリズム・アンサンブルが鮮烈なダンス・チューン。さわやかな透明感と骨太で奥深いグルーヴがひとつになり、リスナーの感情をガンガンとアップ・ライズしてくれる。

オーセンティックなボサ・ノヴァにクラブ系R＆Bのファクターを加え、まったく新しい音像を示すことに成功した佳曲。野に咲く花のように、あくまでもナチュラルにドライヴしていくメロディ・ラインが、なんとも気持ちいい。

R＆B系クリエイター、SAKOSHINによるバウンシー＆スウィートなトラック・メイキングのなかで、MISIAのしなやかで力強いヴォーカルが踊る。“ありのままでいい”というメッセージがはっきりと伝わるリリックも素晴らしい。

今、ここに暮らしている幸せをかみしめるキャッチーなナンバー。当たり前のことと思いがちな太陽の下で生きることや明日への感謝の気持ちを、伸びやかで優しいヴォーカルが教えてくれる。松嶋菜々子出演の住友生命「LIVE ONE」CMソング。

あなたを愛した記憶は、ずっと私の心のなかに残っている……純粋で切ないエモーションをたたえたヴォーカルがグッと胸に迫る。ピアノとストリングスを中心としたサウンドのなかで、MISIAの歌の凄さをじっくりと味わってほしい。

細かい起伏を繰り返しながら、徐々に感情を高めていくメロディが印象的。自らを“月”にたとえる壮大なスケール感と身近な恋愛模様をクロスさせた歌詞は、宮沢和文によるもの。聴き返すたびに深みを増していくミディアム・チューンだ。

弦一徹によるスリリングかつクラシカルなストリングス・アレンジが導く、緊張感あふれるナンバー。オーガニックな空気を放つ弦の響きとソウルの本質をつかみとったヴォーカルが美しく響き合い、凛としたグルーヴを生み出している。

“きっと一つだけ ずっと一人だけ”。これから先もあなたを愛していくという、ピュアな思いが伝わるミディアム・バラード。飾り気のない、しかし、しっかりと洗練されたメロディ・ラインが秀逸。もちろん、正確無比なヴォーカルも見事だ。

「Smile!」の掛け声からスタートする、リズミカルなファンキー・チューン。ホーン・セクションをフィーチャーした飛び跳ねるようなグルーヴが、今にも踊り出しそうな人たちの笑顔があふれるパレードの様子を思わせる。

ディスコティックな4つ打ちのビート、光が差し込むようなキラキラしたサウンド・エフェクト、そして、音楽の持つミラクルな力をテーマにしたリリック。世界中がカラフルに染まっていくようなポップ・ダンス・チューンだ。

アコースティック・ギター、パーカッション、ローズ・オルガンを軸にしたアコースティックな編成による、ゆったりとしたヴァイブレーションを生み出すナンバー。リラックスした雰囲気のなかで、豊かな感情を宿らせるヴォーカルも絶品。

ホーン・セクションを全面的にフィーチャーしたソウルフル・ポップ・チューン。聴くものの身体を気持ちよく揺らしていくビートや希望にあふれる未来を想起させる歌詞からは、“世界が良い方向に向かいますように”というMISIAのメッセージが伝わってくる。