ミニ・レビュー
ジャズの混沌の時代に登場したデビュー作。杉本を中心にメンバー全員が時代を切り開いていく意欲に満ち、特に彼らの鋭敏な感覚が一体となった「ステップ・アヘッド」「ジ・アップル」は刺激的だ。彼らは皆、その後の日本のジャズを牽引していくことになる逸材たち。真摯な姿勢に貫かれた演奏は鮮烈だ。
ガイドコメント
ベテラン・ジャズ・ギタリスト、杉本喜代志の1969年に録音された初のリーダー作。日本人らしいメロディのタイトル曲や機関車をイメージしたであろうパワフルなナンバー「D-51」など、“和”のテイストにあふれる隠れた名盤だ。
演奏
杉本喜代志(G) 鈴木宏昌(P) 池田芳夫(B) 日野元彦(DS)