ハード・コアやスラッシュ風のへヴィネスと80年代UKギター・ロックが同居したオルタネイティヴ・チューン。細かく刻むギターと、8分ベースにしたマーキーのゆるやかなヴォーカルとのバランス感がユニーク。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY SPECIAL EDITION』エンディング曲。

切ない美メロとヘヴィな疾走サウンドを融合したロック・ナンバー。デビュー当初の音源を生かした、彼らの原点ともいえる作品。マーキーの力強さと女性のセクシーさを表出する歌声が、凛とした表情を作っていてカッコイイ。

熱いヘヴィネスとキャッチーという相反するメロディを採り入れながら突き進むポップ・ロック・チューン。2006年8月に行なわれた公開レコーディングでのファンのコーラスを加えて、ライヴ盤と見紛うほどの熱気にあふれる作品となった。

ギター・ソロがたっぷりと堪能できるロック・ナンバー。ユウスケの男臭い低音ラップを交えた間奏が、全体にクールな印象を添えている。情熱的な哀愁を漂わせるマーキーの歌声が美しくけなげに輝き、胸が締め付けられるよう。

会えなくなってしまった人との思い出が次から次へと浮かんでくる。この哀しい思いにはもう耐え切れない……と訴えかける失意の歌。叫び嘆くヴォーカルとサウンドが切なく響く、マーキーが星野ユリ役で出演する日韓合作映画『あなたを忘れない』の挿入歌。

大らかで爽やかな明るさが漂うミディアム・ポップ。失った恋人の大切さを思い、“もう一度、君とやりなおせたら……”と願う男心を歌っている。海辺や大空などという心が安らぐ言葉を詞に採り入れて、悲しくも清々しい雰囲気を作っている。

リンキンパークを彷彿とさせる、耽美的な雰囲気のロック・ナンバー。ユウスケが絶叫調の高度なラップに挑戦。マーキーのいつもとは違うミステリアスな歌声が、曲全体に緊張感と妖艶さを作っている。

表情豊かな泣きのギターと趣向を凝らした音の進行が巧みなギター・ロック。大切な物を捨てながら夢に向かって突き進んでいく男の、心の痛みや信念を綴る詞が感慨深い。叩きつけるような激しさを持つマーキーの歌声も印象的だ。

桜吹雪のように華やかに、そして鮮やかに疾走するポップ・ソング。聴く者に不思議な胸騒ぎのような感覚を呼び起こす、和の音階を意識した音の作り方に、彼らの新境地が見て取れる。伸びやかなマーキーの歌声もなめらかで美しい。

ヘヴィ・メタル風の幕開けが印象的なハード・ロック調のナンバー。“感情をぶつけあい、火花をちらすことも大切”と、歯切れの良いヴォーカルで歌い上げている。ポップに弾ける歌声がロックの激しさの中で優しい表情を作っている。

聴き手をグイグイと引き込む勢いと独特の世界観を持つミディアム・ポップ。恋人を愛する女性の、痛々しいまでの素直な気持ちを綴っている。Every Little Thingの持田香織を思わせる歌声が、しなやかで力強い。

上辺だけの非常識な友人に抱く激しい感情を、エヴァネッセンスを思わせる力強い音とメロディアスな美しい歌声で表現したロック・ナンバー。サビの切なくかき立てるサウンドが、身体を貫くような熱い快感をもたらしている。

ピコピコとした浮遊感ある効果音に始まる、素朴で温かなサウンドが親しみやすいポップ・ソング。愛する人を宝石のように大切に思う青年の心を歌っていて、少女っぽく可愛らしい歌声が軽快な音に気持ちよく溶けて煌めくようだ。

自分らしく生きる、辿り着く場所があることをあなたが教えてくれたと綴るメッセージ・ソング。、マーキーが星野ユリ役で出演する、2001年、JR新大久保駅でホームから転落した人を助けようとして亡くなった韓国人留学生をテーマとした日韓合作映画『あなたを忘れない』の主題歌。

雪に埋もれて咲く花をタイトルにした、温かい雰囲気のバラード。ギターとベースが中心のシンプルな音を背景に、まっすぐな愛情を表現。傷つくことを恐れず生きる女性のけなげな心を、ひたむきに咲くオキザリスと重ねている。日韓合作映画『あなたを忘れない』挿入歌のムーヴィー・ヴァージョン。