ミニ・レビュー
仙台在住のMonkey Majikと名古屋のシーンから飛び出したSEAMOによる“地方出身者”コラボレーション・シングル。アコースティックなグルーヴを軸にしたトラックのなかで“卒業”をテーマにしたポジティヴ&ナチュラルなフロウが舞う、ヒップホップ・ロック。
ガイドコメント
フィーチャリング・シリーズ三部作の第2弾となるシングル。本作では、SEAMOとのコラボレーションが実現。双方の個性を存分に活かした、極上のメロディとサウンドが堪能できる。
収録曲
01卒業、そして未来へ。 (Featuring SEAMO)
コラボレーション企画第2弾はSEAMOとの共作。清涼なアコースティック・ギターのバック・トラックが、春風のような爽やかさを運ぶ。心地良いコーラス・ワークにも思わず微笑みがこぼれそうな「悲しくない卒業ソング」だ。
02Let's get along
アコギ中心の力の抜けたトラックが、オーガニックな印象を決定付けている。全編英語のヴォーカルはシンプルなメロディ・ラインを奏で、全体的に淡い印象の仕上がり。サビのリフレインが耳に残る佳曲に仕上がっている。
03WANDERER
アコースティック・ギター、パーカッション、歌のみで展開するシンプルな構成は、さながらアメリカのサーフ系ミュージックのようだ。しかしメロディはあくまでMONKEY MAJIKらしいポップさに満ちていて、壮大で感動的な楽曲となっている。